【広報ふじ平成29年】携帯トイレを備蓄しましょう
いざというときのために!携帯トイレを備蓄しましょう
「災害時の備蓄」と言えば、飲み水や食料を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?しかし、飲食の後にはトイレがつきものです。空腹は我慢できても、トイレを我慢するのは難しいものです。いざというときのトイレ対策について、考えてみませんか。
大規模地震が発生すると…
建物への被害はなくても、いつも使っている水洗トイレが使えなくなる可能性があります。
地震発生
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停電、排水設備や上・下水道の破損などが発生します。
↓
震度5弱以上の地震が発生すると断水します(停電で断水することもあります)。
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排水設備や下水道が破損した状態で無理に水を流すと、詰まったり汚水が逆流したりすることがあります。
「訓練、地震です。訓練、地震です。強い揺れに警戒してください(繰り返し)。」
地震発生
8時30分
●地震発生の同報無線放送
「訓練、地震発生(繰り返し)。(サイレン)」
8時33分
●大津波警報を発表、津波避難対象区域に避難指示(緊急)の発令を同報無線放送
「(サイレン)訓練、大津波警報が発表されました。海岸付近の方や津波避難対象区域の方は、高台に避難してください(繰り返し)。」
●震度情報を同報無線放送
「訓練広報。ただ今の地震は震度6強でした。火の元を確認し、火災の発生に注意してください。また、今後の情報に注意してください。こちらは広報ふじです。」
8時33分以降
●各自主防災会で防災訓練を実施
※9月1日以外に実施する町内会(区)もあります。
- 写真あり -
( 写真説明 )発電機の運行訓練
大規模地震発生直後は、携帯トイレを使用しましょう
●携帯トイレとは
携帯トイレは、アウトドアなどで水洗トイレが使用できない場合に利用する簡易的なトイレです。
携帯トイレには大きく分けて、ポリ袋と吸水シートが一体になったタイプと、粉末状の凝固剤で排泄物を固めるタイプの2つがあります。
●携帯トイレの使い方
使用する際は、まず便器に大きめの市販のポリ袋を被せ、その上に携帯トイレを設置します。使用後に携帯トイレの袋だけを外せば、床をぬらさずに処理することができます。
使用済みの携帯トイレはふたつきのバケツなどの密閉できる容器で保管しましょう。ごみの収集が再開されたら、可燃ごみとして処分できます。
- 図表あり -
(図表説明)携帯トイレの使い方
●携帯トイレの備蓄数
水洗トイレが使えるようになるまで1か月以上かかる場合もあります。家族の人数に応じて、必要数を確保しましょう。
最低1週間分を確保しましょう!
1人1日約5回×家族の人数分×7日分以上
4人家族の場合、約140個必要
1日何回トイレに行くのか、回数を記録してみましょう。
災害時のトイレに必要なもの
ふだんから多目に買い置きしておくと安心です。
・ポリ袋(45リットルサイズ)
・トイレットペーパー
・ウエットティッシュ
・消毒剤(手指消毒用)
・消臭剤
トイレトレーラーの購入を目指しています!
公社)助けあいジャパンが行う災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」とは、全国の市区町村が1台ずつトイレトレーラーを所有し、災害が起こった被災地に全国からトイレトレーラーを集結させ、トイレ不足の問題を軽減する取り組みです。トイレトレーラーは、4つの洋式トイレ、給水タンク、汚水タンクを備え災害時にすぐに使用するための機能が搭載されています。
市は全国に先駆けこの取り組みに参加し、クラウドファンディング(※)でトイレトレーラーの購入を目指しています。
※インターネット上で、自分の活動や夢を発信することで、共感する人や応援したいと思ってくれる人を募り、資金を集める仕組み。
詳しくは、「Ready for(レディーフォー)ふるさと納税」富士市専用ページをごらんください。
ホームページ https://readyfor.jp/projects/mintore-fuji
- 写真あり -
( 写真説明 )トイレトレーラー
問い合わせ/防災危機管理課 電話 55-2936 ファクス 51-2040 Eメール bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
添付ファイル
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