【広報ふじ平成28年】富士の麓の幸せ実感!ユートピア(1)
4市1町でつくる 富士の麓の幸せ実感!ユートピア
〜富士山ネットワーク会議が目指す環富士山地域の広域連携ビジョン〜
富士山をぐるりと取り囲む、静岡県側の4市1町(富士市・富士宮市・裾野市・御殿場市・小山町)で、住民の皆さんによりよいサービスを行うため発足した「富士山ネットワーク会議」。環境や観光、防災などのさまざまな分野で連携しています。
この「富士山ネットワーク会議」が行っている広域連携とは何か、また、目指しているビジョンはどんなものなのか、各市町のキャラクターたちと一緒にお伝えしていきます!
※この記事は、富士山ネットワーク会議の広報研究会が作成した共通紙面です。富士市・富士宮市・裾野市・御殿場市・小山町の広報紙に、同内容を掲載しています。
- 写真あり -
(写真説明)富士宮市 さくやちゃん
(写真説明)裾野市 すそのん
(写真説明)富士市 むすびん
(写真説明)御殿場市 ごてんばこめこ
(写真説明)小山町 金太郎
【問い合わせ】
企画課 電話 55-2718 ファクス 53-6669
“広域連携”ってなぜ必要なの?
国が進める地方分権により、市や町など地方自治体の果たすべき役割は、ますます大きくなっています。また一方で、そこに暮らす住民の生活範囲は、公共交通の整備などにより、市や町の区域を越えて広域的なものになってきています。
そのような中で、単独では非効率な行政運営をお互いに補い、また、共通の課題や問題について情報交換したり、連携して解決したりするための「広域連携」は、今まで以上に重要になっています。
また、地方の人口減少に歯どめをかけるべく、元気で豊かな地方を創生するという“地方創生”の考えに基づいて、富士山をシンボルとした4市1町が連携し、一つの圏域としての特徴や魅力を確立することで、圏域全体とそれぞれの自立や活性化につながると考えています。
どんなことを目指しているの?
日本の象徴、世界に誇る富士山のもとで、その自然環境を守ることと生かすことを両立しながら、4市1町が一体となって圏域の活性化を実現します。
統一テーマである「富士山を守り、活かし、共生する、感幸圏(かんこうけん)(※)づくり」を目指します。
※感幸圏(かんこうけん)とは…「住民や来訪者が幸せを感じられる圏域」を表しています。
環富士山地域の連携を強化しながら絆を深め、将来的には県境を越えた富士山都市圏の形成を目指します。
- 図表あり -
(図表説明)富士山都市圏の地図イラスト
連携による圏域づくりのイメージ
圏域共通の課題を「4つの視点」に基づいた「9つの研究会」の広域連携で解決に導き、圏域の魅力向上を図ります。
■圏域共通の課題
・公共交通の利便性低下
・大規模な自然災害
・富士山麓の環境汚染
・中心市街地の衰退
・医療・福祉施設不足
・少子高齢化と人口減少 など
4つの視点・9つの研究会(各視点からの取り組みを主に担う研究会を記載)
《視点1》安全・安心な圏域づくり
・大規模自然災害などに広域ネットワークで対応し、圏域住民の安全を守ります。
・圏域内に安心して暮らせるように福祉・医療施設の広域連携を研究します。
(主に担う研究会)防災研究会
《視点2》自然と共生する圏域づくり
・圏域住民が自然に親しみ、環境に対する意識を高められるような取り組みを展開します。
・圏域内の自然を守り、共生できるような広域的な活動を推進します。
(主に担う研究会)富士山の自然と環境を守る会、富士山麓鳥獣被害対策会議
《視点3》活気ある圏域づくり
・圏域が活気を持って光り輝き、交流が盛んになるように観光資源のネットワーク化などを促進します。
・圏域がにぎわいを取り戻せるように広域的な産業連携を進めます。
(主に担う研究会)広報研究会、産業研究会、観光研究会、スポーツ事業研究会
《視点4》便利で快適な圏域づくり
・富士山を中心とした便利で快適な圏域構築のため、基盤整備を促進します。
・圏域内の利便性向上に向け、行政サービスのさらなる広域化を推進します。
(主に担う研究会)企画研究会、国道469号(富士南麓道路)建設促進期成同盟会
↓
圏域の魅力向上と活性化 → 感幸圏(かんこうけん)
添付ファイル
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