【広報ふじ平成26年】下水道使用料を改定します
4月1日から下水道使用料を改定します
下水道は、清潔で快適な生活環境ときれいな水辺環境を守るための重要な施設です。
市は、公共下水道事業の健全な経営と適正な維持管理を行うため、4月1日の使用水量(排除汚水量)分から、下水道使用料を平均17.6パーセント引き上げることになりましたので、お知らせします。
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( 写真説明 )下水道マスコットキャラクター スイスイくん
下水道使用料を改定する理由は?
■市の財政を圧迫する下水道の維持管理費
本来、下水道の維持管理に必要な費用は、下水道使用者が支払う下水道使用料で賄うとされています。
しかし、人口減に伴う下水道使用料収入の減少、下水道管や施設の改修・耐震化費用の増加により、公共下水道事業会計は赤字になっています。現在、この赤字は、一般会計からの繰入金(市税など)で補っています。
■下水道使用料の改定を審議
一般会計の財政状況が厳しい中、公共下水道事業の繰入金への依存傾向を改め、独立採算による健全な経営を進めるため、市民や知識経験者で構成される下水道使用料金等審議会で3回検討を行いました。
今後の収支予測(下グラフ参照)などに基づいて検討した結果、「一般会計からの繰入金を減らすために、年4億円程度の増収となるよう使用料の改定が適当」との意見で一致し、市長に答申を行いました。
その後、昨年11月の市議会定例会で審議、可決されました。
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(図表説明)今後5年間(平成26〜30年度)における収支予測
下水道使用料はいくらになるの?〜改定後の下水道使用料〜
■平均17.6パーセント引き上げます
市は、下水道使用料を平成16年から据え置いてきましたが、4月1日からの使用水量(排除汚水量)分から、平均で17.6パーセント引き上げます。
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(図表説明)下水道使用料新旧対照比較表(1か月につき)
(図表説明)1か月で現行と改定後の下水道使用料を比較した場合
◇中野台下水処理施設の使用料も引き上げます
中野台下水処理施設の使用料も、下水道使用料と 同じ料金体系のため、同様に引き上げます。
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( 写真説明 )東部浄化センター
改定後の使用料の請求はどうなるの?
使用料の請求は、奇数月の地区と偶数月の地区に分かれています(左表参照)。両地区ともに、改定後の使用料は4月1日から適用されます。
消費税率値上げ分は、経過措置により6月請求分まで5パーセントに据え置き、7月請求分から8パーセントを適用します。
- 図表あり -
(図表説明)使用料の請求が奇数月にある地区
(図表説明)使用料の請求が偶数月にある地区
今後も事業の効率化により、経費の削減に取り組んでいきます。皆さんのご理解とご協力をお願いします。
【問い合わせ】
下水道使用料/上下水道営業課 電話 55-2801 ファクス 53-2745
中野台下水処理施設使用料/生活排水対策課 電話 55-2853 ファクス 53-2745
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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