ぜひご利用ください
大きな災害が発生すると、災害時要援護者(避難活動や避難生活に何らかの支援を要する人)が、多数犠牲になっています。
これらの人たちの命を救うのは、地域の皆さんの力です。災害時要援護者の存在を把握することを目的として、町内会(区)の協力のもと、災害時や緊急時の支援を希望する人に災害・緊急支援情報キット(災害支援キット)を配付します。
■災害・緊急支援情報キット(災害支援キット)
災害時や緊急時などに、救急隊員など救援に来た人が、手助けが必要な人へ迅速・的確に対応できるようにする道具一式です。かかりつけの医療機関や服用薬情報、緊急連絡先などの医療情報を記入した(1)災害・緊急支援情報カードを(2)保管容器に入れ、冷蔵庫に保管しておきます。冷蔵庫の外側と玄関ドアの内側に(3)冷蔵庫用シールを張り、急病時や災害発生時に、救急隊員など救援に来た人に災害支援キットがあることを知らせます。
■対象者
・災害情報の把握が困難な人
・自力で避難することが困難な人
・避難生活などで手助けが必要な人
※高齢者や障害がある人、難病を抱えている人が対象になりますが、災害時の避難活動に不安がある人は、どなたでも申請できます。
■申請方法
7月〜8月に、パンフレットと申請書を全世帯に配付します。希望する人は、申請書に住所、電話番号、氏名、生まれ年、性別、どのような手助けが必要かを記入して、町内会(区)に提出してください。障害の種別や身体の状況などの情報は自分で保管するので、緊急時以外に他人に知られることはありません。
■配付
申請した人は、後日町内会(区)から災害支援キットが配付されます。(1)災害・緊急支援情報カードに必要事項を記入して(2)保管容器に入れ、冷蔵庫の中で保管し、(3)冷蔵庫用シールを張りましょう。
- 写真あり -
( 写真説明 )
(1)災害・緊急支援情報カード
あなたの体の状態・かかりつけ医・服薬内容・緊急連絡先などを記入し、(2)保管容器に入れます。
※緊急時以外、他人に見られることはありません。
(2)保管容器
災害・緊急支援情報カードを入れておく容器。「冷蔵庫」に入れて保管します。
(3)冷蔵庫用シール
災害支援キットがあることを救急隊員や地域の人などに知らせるため、「冷蔵庫の外側」と「玄関の内側」に張ります。