暑さや水分不足が原因で起こる熱中症。これからの時期は気温が上がり、日差しも強くなるので、熱中症にかかりやすくなります。
■熱中症の発生状況
市内では、昨年6〜9月の間に、熱中症による救急搬送が112件(男68人、女44人)ありました。特に、高齢者の割合が高く、搬送された人の54%に当たる60人が65歳以上でした。
- 図表あり -
(図表説明)市内の熱中症による年齢別の救急搬送人数
■予防するためには
★暑さを避ける
★十分な水分補給をする
★服装に気をつける
★体調を整え、体力を維持する
屋外・屋内ともに注意が必要です。
■もしも熱中症になったら…
手当ての基本
(1)安静
すぐに風通しのよい日陰や、涼しい場所で休ませる
(2)冷却
衣服を緩めてうちわなどで風を送り、ぬれタオルや冷却材などで首やわきなどを冷やす
(3)水分・塩分補給
スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給する
意識がないときや反応がおかしいとき、または応急手当をしても症状が改善しないときは、すぐに救急車を要請しましょう。
◎声をかけ合おう
体温調整機能が弱い高齢者や子どもは、暑さへの対応がおくれがちになります。家族や近所同士で「水分補給してね」「少し休みませんか」など声をかけ合い、予防に努めましょう。
◆家庭
赤ちゃんや子ども、高齢者の体の状況は、一番近くにいる家族がしっかりと把握し、熱中症の小さなサインを見逃さないようにしましょう。
◆近所
ふだんから近所同士でコミュニケーションをとるよう心がけましょう。ひとり暮らしの高齢者には特に気を配りましょう。
◆ 職場
◆ 気温の高い場所で長時間作業をする場合は小まめに休憩し、水分補給ができる環境を整えましょう。お互いを気遣う雰囲気づくりも大切です。
【問い合わせ/保健医療課】
電話 55-2739 ファクス 53-5586
Eメール ho-iryou@div.city.fuji.shizuoka.jp