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【広報ふじ平成24年】新春のごあいさつ/新東名高速道路 その1

明けましておめでとうございます

富士市長 鈴木 尚(ひさし)

 市民の皆様には健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶(よろこ)び申し上げます。
 昨年は、東日本大震災による甚大な被害などで社会全体が不安定な情勢となり、市内においては県東部地震の被害も重なり、市民生活に多大な影響を与えました。
 また、市内大手企業の生産縮小に伴い、経済や雇用への影響も懸念されております。ことしも都市活力再生への道筋を探り、活力と魅力にあふれた持続可能な都市づくりに向け、全力を傾注してまいりますので、市民の皆様のなお一層のご支援・ご協力をお願いいたします。
【新東名開通へ向けて】
 新東名高速道路開通によって、新富士インターチェンジ周辺の土地区画整理事業や富士山フロント工業団地事業などが富士市のさらなる発展に役立ってくれることと思います。
 また、災害時の緊急輸送路として富士市の防災力の向上にも寄与してくれるものと期待します。
- 写真あり -


富士市議会議長 稲葉 寿利(ひさとし)

 市民の皆様には健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶(よろこ)び申し上げます。
 富士市議会では、昨年から議会基本条例に基づき、新たに決算審査における事業評価、議会報告会の開催、議会モニターの委嘱などを行っています。
 昨年は、東日本大震災、県東部地震や台風12・15号などにより大きな被害を受けました。私たち市議会議員は、災害による被害を最小限に食いとめ、市民の皆様が安全・安心に暮らせるよう、議会の権能を発揮し、その責務を果たしてまいります。
【新東名開通へ向けて】
 工業都市として繁栄してきた富士市にとって、新東名高速道路は多方面にわたる経済効果を望むことができます。
 また、観光・災害対策などでは、さらなる大きな役割が期待できます。
 新東名高速道路開通によって、個性豊かで活力に満ちた富士市らしい地域社会が築かれるものと確信しています。
- 写真あり -

新東名高速道路

 ことし初夏、新東名高速道路御殿場ジャンクション〜三ヶ日ジャンクション間が開通します。富士市でも開通に向けて着々と準備が進められています。今回は新東名高速道路の特集です。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士宮トンネルの上から見た富士市街
( 写真説明 ) 中里橋
( 写真説明 ) 新富士インターチェンジ
( 写真説明 ) 新赤渕川橋と富士山

■新東名高速道路とは
 新東名高速道路(以下:新東名)は、神奈川県海老名(えびな)市〜愛知県豊田市間を走る道路で、平成5年12月に工事が始まりました。ことしの初夏、御殿場ジャンクション〜三ヶ日ジャンクション間(162キロメートル)が開通します。全線開通は8年後の平成32年度を予定しています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士市内における新東名高速道路の位置
- 図あり -
( 図説明 ) 新富士インターチェンジへの行き方
 新富士インターチェンジへは、一色久沢線と西富士道路から行くことができます。西富士道路は、ことし4月1日から無料になります。

■新東名高速道路の役割
1.渋滞を減らす
 東名高速道路(以下:東名)は、現在交通量が全線開通当時の約3.6倍に達し、慢性的な渋滞や著しい混雑が発生しています。
 新東名開通により交通機能を分担することで、高速道路本来の機能である時間短縮や快適性を確保できると考えられています。東名の交通渋滞や混雑を解消してくれる道路として期待されています。

2.代替路・緊急時輸送路
 台風接近に伴う高波や交通事故などにより東名が通行どめになると、一般道へ交通流出が起き、交通渋滞などで地域の交通全体に大きな影響が出ます。
 東名が通行できなくなったとき、新東名はその代替路として活用できます。
 また、東海地震など災害時の緊急輸送路としても機能します。昨年3月の東日本大震災のとき、約500台の緊急応援車両が藤枝岡部インターチェンジ〜新富士インターチェンジ間を走行しました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 新富士インターチェンジ付近

■新東名高速道路の特徴
1.緩やかなカーブとなだらかな傾斜
 東名に比べ、急カーブや急な坂が少なく、走りやすい新東名。安全で快適に走行できます。
- 図あり -
( 図説明 ) カーブ:東名(最小半径300メートル)→新東名(最小半径3,000メートル)
( 図説明 ) 傾 斜:東名(最大傾斜5%)→新東名(最大傾斜2%)

2.橋やトンネルが多い
 東名よりも山側を通っている新東名。全体の長さのうち、橋が占める割合は32.0パーセント、トンネルは29.4パーセント。これに対し東名は橋13.9パーセント、トンネル3.8パーセントです。もともとあった地面に道路をつくるよりも、橋を建てたり、トンネルをつくったりしてできた部分が多い高速道路と言えます。
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