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全米チアダンス選手権で優勝・準優勝を果たした
C★STAR（シースター）　T-girl（ティーガール）

　C★STAR　T-girlは、市内の小学2〜6年生の17人で編成されたチアダンスのチームで、チーム名T-girlは、茶娘をイメージして命名されています。T-girlは、2月27日・28日にアメリカのテキサス州で開催された「全米チアダンス選手権（NDA ALL-STAR NATIONAL CHAMPIONSHIP）」の2部門に出場し、見事優勝・準優勝を果たしました。演技では、見ている人を明るく元気にしたいという気持ちと、地元富士市をたくさんの人に知ってほしいという気持ちを込めて、演技曲の一部に『ちゃっきり節』を用いました。
　「T-girlの演技は、茶娘が成長していく様子を表現しています。チアダンスに『ちゃっきり節』は合わない、と言われたこともありますが、大好きな地元富士市の代表だという意識を常に持っていたかったので、取り入れることを決めました。衣装もお茶の色を表現した黄緑色なんですよ」と代表の海野幸（さち）さん（国久保3）は語ります。
　選手権でリーダーを務めた中学1年生の大塚楠歩（かほ）さんは「目標にしていた大会に優勝し、こうして一緒に喜ぶ仲間がいることがうれしいです」と喜びを話します。
　今後も、市内のイベントなどで演技する予定とのこと。新リーダーの小学6年生の土谷梓早（あずさ）さんは「これからも、みんなとチアダンスを続け、周りの人を元気にしたいと思います」と話してくれました。
　元気と希望あふれるT-girl。その前向きな姿は、たくさんの人を勇気づけてくれます。

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( 写真説明 ) T-girlのオリジナルポーズ「スコーピオン」
( 写真説明 ) T-girlのメンバー
※チアダンスは、ヒップホップ・ラインダンス・ジャズ・ポンポンを使ったダンス、すべての要素を含む演技です。

ダンスチーム世界大会で3位入賞を果たした
チアーズファクトリー　エスペランサ

　チアーズファクトリー　エスペランサは、市内の中学1〜3年生の11人で編成されたチアリーディングのチームです。エスペランサは、4月30日・5月1日に、アメリカのフロリダ州で開催された、全米最大規模のクラブチーム世界大会（IASF「2011 Cheer and Dance WORLD」）に出場し、初出場で見事3位という快挙をなし遂げました。
　世界大会には年齢制限があり、4月に高校に進学した2人は欠場を余儀なくされました。しかしメンバーは、「全員で出場できなくても気持ちは一つ」という思いのもと、世界大会に向けて練習を重ねてきました。
　代表の米山温子（あつこ）さん（石坂）は「アメリカに到着した初日、メンバーはなれない環境から体が動かなくなっていました。しかし、ほかのチームの演技を見て気持ちが切りかわり、いつもの自分たちらしさが戻ってきました。そして、予選を5位で通過し、決勝では本場アメリカの2チームを抑えて3位入賞を果たしました。チーム名を呼ばれたときには、うれしくてみんな涙がとまりませんでした」と大会の思い出を語ります。
　「言葉が通じなくても笑顔で気持ちは伝わることを、チアリーディングを通して学びました。日常生活でも、周りの人を元気にできるよう、笑顔を忘れずに過ごそうと思います」とリーダーの中学3年生の小林莉子（りこ）さんは、明るく話してくれました。
　大会後も、心を込めた演技を目指して日々練習を重ねるメンバーたち。自分たちらしく、誇りをもって演技をする彼女たちの笑顔は輝いていました。

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( 写真説明 ) チーム全員の心が一つとなった演技
( 写真説明 ) エスペランサのメンバー
※チアリーディングは、主にポンポンを使って、曲に合ったさまざまな動きやステップをする演技です。