【広報ふじ平成23年】東北地方太平洋沖地震に関する市長メッセージ/正しい情報があなたを守ります
東北地方太平洋沖地震に関する市長メッセージ
平成23年3月
3月11日、三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。我が国観測史上最大のマグニチュード9・0を記録し、揺れによる被害のほかに、大津波の襲来、大規模な火災の発生、原子力発電施設の事故など、広範囲で未曾有の大災害となっております。この地震によりお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様には心からお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様の心中をお察しいたしますと痛恨の極みであり、被災地の一日も早い復興を願ってやみません。
報道などにより日々伝えられる、目を覆いたくなるような惨状の数々は、東海地震の発生が危惧されている本市としましても、とても他人事とは思えません。既に福島県に緊急消防援助隊を派遣し、ひたちなか市などに緊急物資を搬送したところですが、継続的に、できる限りの支援、協力をしていきたいと思います。また、節電や節水は、被災した皆様に向けて、私たちがいますぐにできる支援の一つだと思います。ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
本市でも、3月15日に発生した震度5弱の地震や計画停電などにより、市民生活にもさまざまな影響が出ております。市民の皆様におかれましては、不安な日々を過ごされていることと思いますが、慌てず落ち着いて行動してくださるようお願いいたします。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士市長
緊急特集 地震の備えは大丈夫!? 正しい情報があなたを守ります
東北地方太平洋沖地震に続き、3月15日夜、富士市を襲った震度5弱の地震に、驚き、不安を抱いた市民の皆さんも多かったと思います。人命にかかわる被害がなかったのが不幸中の幸いとは言え、大淵や富士見台、吉永北、松野地区などで多数の物的被害がありました。
地震に備えるためには、正しい情報を得ることが重要になります。
■地震の規模■ ※数値は暫定値
地震発生 3月15日 22時31分
震源地 静岡県東部
地震の規模 マグニチュード6・4
震源の深さ 約14キロメートル
市内の震度 震度5弱(市内観測点)
■被害状況■
人的被害 23人
物的被害 総数2905件
(内訳)※3月24日現在
かわらの落下・ずれ 1589件
外壁の亀裂・崩れなど 475件
内壁のひびなど 391件
ブロック塀の倒壊 253件
石垣・石積崩れ 65件
窓ガラスのひび・割れなど 132件
被害の発生と東京電力(株)の計画停電による市民生活の混乱により、市民の皆さんからは「停電の時間は?」「罹災証明の発行は?」「原発事故の影響は?」など、市役所に多くのお問い合わせをいただきました。
こうした時に大切なのが「正しい情報」。市は、防災情報をさまざまな方法で市民の皆さんに発信しています。時間や環境により情報を入手しにくい場合がありますが、できることなら複数の情報手段を確保していただくことをお勧めします。
◆ピンポンパン「こちらは広報ふじです」同報(広報)無線放送
市内396か所のスピーカーから、地震や災害の情報をいち早く、一斉にお知らせします。音が重複しないよう放送しますが、周囲の騒音や風向きなどにより、よく聞き取れない場合があります。また、密閉性の高い住宅では、家の中での聞き取りは困難です。そんな場合は窓を開けて聞いてください。
◆同報無線メールサービスで正確な情報を得よう
「同報(広報)無線が聞き取りにくい」という人で、携帯電話やパソコンでメールを行うことができる人にぜひお勧めするのが同報無線メールサービスです。メールにより放送内容を文字で確認できるので、正確に情報を得ることができます。このサービスの登録は無料(通信料はかかります)です。
計画停電実施時にも配信していますので、ぜひご利用ください。
■地震が発生した場合の心得
○机などに頭から潜り込み、身を守る
○津波注意報や警報が発表されたら、すばやく海岸から離れて高台などに避難
【揺れが小さくなったら】
○戸を開けて、出入口を確保
【揺れがおさまったら】
○火の元の点検と家族の安否を確認
○自宅の被災状況を確認
○近所の様子を確認して、安全な場所に移動
【家が壊れてしまったら】
○町内で決められた集合場所に集まり、指定の避難場所に行く
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( 写真説明 ) 3月15日に発生した地震による市内の被害状況
◆簡単に登録できます同報無線メールサービス
■登録方法
○登録する前に確認
携帯電話で登録する場合は、登録作業 を行う前に左記のアドレスからのメール
受信を許可してください。
bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
(1)配信を希望する携帯電話・パソコンから、同報無線メールサービスの指定された下記のメールアドレス、またはQRコードから空メールを送信
fuji.musen@mpme.jp
※件名や内容は入力しないでください。
※市ウェブサイト、市モバイルサイトから直接送信できます。
↓
(2)折り返し、メールサービス登録サイトへのURL(リンク)が書かれたメールが届く
↓
(3)メールに書かれたURL(リンク)をクリックし登録サイトに接続
↓
(4)氏名、性別、生年月日を入力し、登録ボタンをクリック
↓
(5)登録完了メールが届けば登録完了
- 写真あり -
( 写真説明 ) 市ウェブサイトから直接送信できるパソコン画面
携帯電話に同報無線が配信される様子
◆防災ラジオでも同報(広報)無線放送が聞けます
これまで市で販売してきた防災ラジオですが、ご家庭で眠っていませんか?
防災ラジオでAM、FM放送を聞いている間に同報(広報)無線が流れた場合、強制的に割り込んで同報(広報)無線放送が流れます。
■Radio-fは情報満載
さらにFM放送の84・4MHzに合わせれば、富士地区の情報満載のコミュニティ放送Radio-f(ラジオエフ)を聞くことができます。ラジオエフは、同報(広報)無線の内容をラジオ放送中でも伝えるほか、地域の重要な情報も流します。ラジオを聞きたくない場合には、右上の赤いスイッチを同報無線に合わせ電源を入れておけば同報(広報)無線放送が流れた時のみ、放送が自動的に流れます。
なお、ラジオでの同報(広報)無線放送が入りにくいという人には、別売りのアンテナの設置をお勧めしますが、効果を確認するため、まず防災危機管理課で貸し出しを受けてください。
※今回の地震で防災ラジオは完売しましたが、再販売する場合は広報紙などでお知らせします。
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( 写真説明 ) 防災ラジオ
◆市ウェブサイトで新情報を入手しよう
計画停電や生活支援情報など今回の地震に関連した情報は、市ウェブサイトで毎日更新しています。パソコンでインターネットを使用できる環境にある人は、ぜひご活用ください。
■市ウェブサイト
http://fujishi.jp
※市モバイルサイト(携帯電話)でもごらんになれます。
http://fujishi.jp/mobile
○掲載されている情報
計画停電情報 鉄道・バス運行状況、 被災地の救援についての情報、福島第一原発事故に関する情報など
こちらからも情報を見ることができます
■計画停電情報
●東京電力(株)ウェブサイト
http://www.tepco.co.jp/
●東京電力(株)計画停電ご案内専用ダイヤル
電話0120-925-433
●東京電力(株) 沼津カスタマーセンター
電話0120-995-902
■福島第一原発事故に関する情報(静岡県ウェブサイト)
http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/2011sanrikuoki/soudanmadoguchi.html
問い合わせ
●地震関連情報に関すること
防災危機管理課
電話 55-2715 ファクス 51-2040
●メールや市ウェブサイトに関すること
広報広聴課
電話 55-2736 ファクス 51-1456
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp