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【広報ふじ平成20年】いい明日は仕事と暮らしのハーモニー ワーク・ライフ・バランス

 「仕事と生活の調和」を意味する「ワーク・ライフ・バランス」という考え方が注目を集めています。
 国は昨年12月、「仕事と生活の調和憲章」を策定し、仕事と生活の調和の実現に向けて、社会全体で考えるきっかけづくりと取り組みの輪を広げる「カエル!ジャパン」キャンペーンを実施しています。

ワーク・ライフ・バランス
 老若男女だれもが、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など、さまざまな活動について、みずから希望するバランスで行うことができる状態を言います。

両立困難?仕事と生活

 仕事は暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらしますが、家事や育児、地域活動、自己啓発なども暮らしには欠かせない大切なものです。
 しかし現実には、仕事と生活のはざまで生じるさまざまな問題が、将来への不安や、豊かさを実感しにくい要因となり、社会の活力低下や急速な少子化の進行などの社会問題にもつながっていると指摘されています。

1.女性の生き方「二者択一」?

 女性の社会進出に伴い、20年ほど前まで多くはなかった共働き世帯は、現在では雇用者世帯の約半数を占めますが、女性が仕事を続けていくための子育て支援などの社会基盤整備は、まだ十分とは言えません。 
 出産を機に約7割の女性が退職し、4人に1人が育児との両立ができないために仕事の継続を断念しています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 第1子出産前後の女性の就業の変化
( 図表説明 ) 仕事を辞めた理由

2.「仕事と生活」の「希望と現実」

 既婚で就職している男性のうち、「仕事優先」を希望する人の割合は約2パーセントにすぎず、「仕事・家事・プライベートの両立」を希望する人は約32パーセントを占めています。
 しかし現実には、5割以上の人が「仕事優先」となっています。
 希望と現実の間に大きな差が見られます。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 既婚かつ有業の男性、「希望」と「現実」

問題の解決策となるのがワーク・ライフ・バランスの実現です

こんな社会にカエル

就労による経済的自立が可能な社会
(1)経済的な自立を必要とする人が生き 生きと働くことができる
(2)結婚や子育てに関する希望の実現な どに向けて、暮らしの経済的基盤が確保できる

健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
(1)働く人の健康が保持される
(2)家族などとの充実した時間、自己啓発や地域活動参加のための時間などを持った豊かな生活ができる

多様な働き方・生き方が選択できる社会
(1)だれもが意欲と能力を持ち、さまざまな働き方や生き方に挑戦できる機会が提供される
(2)個人の置かれた状況に応じて柔軟な働き方が選択できる
(3)公平な処遇が確保されている

カエル!ジャパンキャンペーンに賛同しませんか?

 ワーク・ライフ・バランスの実現には、官民一体となった取り組みはもちろん、企業・団体・個人など多くの皆さんの協力が必要です。
 社会全体で仕事と生活の調和のあり方を見つめ直していきましょう。

内閣府 仕事と生活の調和推進室
HP http://www8.cao.go.jp/wlb/

男女共同参画課
電話 55-2724 ファクス 53-6663
E-mail:si-danjo@div.city.fuji.shizuoka.jp
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