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31　天間沢遺跡　発掘調査
昭和46年（天間）
天間沢遺跡は、縄文時代中ごろ（約4,500年前）を中心とした遺跡で、昭和初期には知られていました。多量の土器や石器のほか、竪穴住居跡や配石遺構（石を用いた墓など）が発見されています。
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( 写真説明 ) 天間沢遺跡公園（天間公民館東側・平成5年完成）
( 写真説明 ) 遺跡から出土した土器（市立博物館所蔵）

天間沢遺跡公園の近くにお住まいの
父・渡辺　勲さん（右）
娘・藤代　律子さん（左）（天間）
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畑から土器が出て「ドキッ！？」
　現在、遺跡公園がある場所は、もともと私の畑で、陸稲（おかぼ）や野菜をつくっていました。当時、くわで土を掘ると、ときどき「ガツン！」とつぼのような物にぶつかり、それが歴史的に価値のある物（縄文土器）とは知らず、「作業の邪魔だ」と無造作に捨てていました。
　畑や田んぼが多かった天間沢一帯で、その後、縄文時代の遺跡が見つかったと聞いて驚きました。今思えば、しっかりとした形の土器も多かったのに、私はもったいないことをしていましたね（笑）。
　あのころ、あちこちで発掘作業が行われましたが、やがて家が建ち並び、すっかり景色が変わりました。大昔、集落があった場所が畑になり、また住宅街に…。不思議ですね。
　今では、公園として整備され、近所の人々の散歩コースになっています。皆さんが進んで草取りなどをしてくれるので、いつもきれいです。これからも皆さんの憩いの場所であってほしいですね。