市は、「雄大な富士山のもと 躍動するまち ふじ」を目指す都市像に掲げ、平成13〜22年度を計画期間とする「第四次富士市総合計画」を策定し、計画的なまちづくりをすすめています。
地方分権の推進や少子高齢社会の進展など、世の中が急速に変化していく中で、より現状に対応した諸施策を行えるよう、今回、(*)基本計画の一部を見直し、平成18年から5か年の「後期基本計画」を新たに策定しましたので、お知らせします。
*本市の目指す都市像を実現するための、具体的な施策の体系を明らかにしたもの
後期基本計画は、平成18年度から5か年のまちづくりの指針となります。
この中では、事業を達成するための数値目標を設定し、計画にある施策の実現を目指します。子どもからお年寄りまで、安心して暮らせる、個性豊かで活力に満ちたまちづくりを、市民・企業・行政の連携のもとで推進していきます。
- 写真あり -
前期から後期へ、今回の施策のポイントは…
●地方分権の推進
★市民とともにつくるまち
パブリック・コメント制度の活用など、協働のまちづくりを進めます。
★効率的で質の高い経営
事務事業の民営化・民間委託の推進、行政評価システムの導入など、行財政改革の推進に努めます。
●少子高齢社会への対応
★子どもの健全育成に取り組む意識を高める
次代を担う子どもたちは、「地域の財産」です。市民が一体となって子どもの健全育成に取り組みます。
★良好な地域社会の形成に取り組む意識を高める
安全・安心な暮らしと、子どもからお年寄りまでふれあいのある地域社会づくりを目指します。
- 図表あり -
この計画の内容と、平成22年度までに達成したい数値目標を、一部紹介します。
- 図表あり -
( 図表説明 ) ふじどん
第1章 環境
人と自然が調和する環境づくり
●地球温暖化防止の推進
→環境家計簿作成世帯数 600世帯
住宅用太陽光発電システム導入世帯数 1,700世帯
●安全でおいしい水の供給
→耐震水道管の延長 80キロメートル
●廃棄物の有効利用
→ごみの資源化率 28.0% など
第2章 産業
いきいきと働ける仕事づくり
●地場産業等への支援、工業基盤の整備
→製造品出荷額等 1兆5,600億円
誘致企業数(5か年で) 15社
●観光資源の整備・活用
→四大祭り入込み客数 60万人
●農業生産基盤の整備
→農道の整備延長(5か年で) 3459メートル など
第3章 保険・医療・福祉
健やかで温(ぬく)もりのある暮らしづくり
●健康ふじ21計画による健康づくりの推進
→基本健康診査受診者数 2万3,550人
●子育て支援体制の充実
→地域子育て支援センター整備数 8か所
●地域福祉サービスの充実
→外出支援サービス件数(年間延べ) 2,400回 など
第4章 生涯学習
こころかよいあう豊かな人づくり
●教育環境の整備(安心して学べる環境づくり)
→小中学校校舎の耐震化率 93.10%
●文化の創造と継承(富士山の世界遺産登録の推進等)
→市総合文化祭来場者数 2万人
●男女共同参画社会の推進
→市の審議会などにおける女性の参画率 30.0% など
第5章 都市基盤
安全で心地よい快適な街づくり
●公共交通の拡充
→路線バス利用者数(年間延べ) 244万人
●中心市街地と都市拠点の整備
→新富士駅周辺地区多目的施設整備率 100%
●地震に強いまちづくりの推進
→公共施設の耐震化率 85.02%
●良質な住宅の供給
→市営住宅の住戸改善戸数 142戸 など
問い合わせ
企画課 電話 55-2718 ファクス 53-6669
Eメール so-kikaku@div.city.fuji.shizuoka.jp