新富士駅開業 昭和63年3月13日
富士市の新しい玄関口が誕生
昭和39年、アジア初のオリンピックである東京オリンピックの開催を控え、東海道新幹線が開通。昭和63年には、東海道新幹線唯一の新幹線単独駅として新富士駅が開業しました。以来、政治・経済・文化など、私たちの暮らしにも大きな変化をもたらし、県外から富士市を訪れる人たちもふえました。
新富士駅近くにお住まいの
牧野 健二郎さん(柳島)
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通過駅ではなく目的駅として
私が富士に住み始めた昭和34年当時は、水田が一面に広がり、ところどころにナシ畑があるのどかな風景でした。自宅の屋上からは、北に東海道線、南に駿河湾が一望できるくらい眺めがよかったことを覚えています。
この地域は、新幹線の開通、新富士駅建設と飛躍的な発展を遂げました。建設中は、これから街がどう変化していくのか期待と希望でいっぱいでした。今後は自然との調和を図りながら、周遊バスや美術館などができることにより、多くの人が来てくれるといいですね。そして、新富士駅が通過駅ではなく目的駅として、さらに発展してほしいと思います。