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【広報ふじ平成15年】皆さんの声を生かしてよりよい富士市に!平成15年度 世論調査結果報告

 市では、市民の皆さんの意見や要望を市政運営の基礎資料とするために、毎年世論調査を実施しています。
 ことしで第32回目となる世論調査のテーマは、「富士まつり」・「市民活動」・「職員に期待する こんな職員であってほしい」についてです。その結果がまとまりましたので、お知らせします。


データ
対象 市内在住で満20歳以上の3,000人
抽出方法 住民基本台帳から等間隔無作為抽出
調査期間 平成15年6月16日〜7月1日
調査方法 郵送調査
有効回収数(率) 1,612人(53.7パーセント)
※調査結果の比率は百分率で表示し、小数点以下第2位を四捨五入していますので、合計が100パーセントにならない場合があります。

富士まつりについて

Q.あなたは、過去5年間において「富士まつり」に行ったことがありますか。
約半数の人が「富士まつりに行ったことがある」と回答
 過去5年間において、「富士まつり」に行ったことがあるかを聞いたところ、「知っているが行ったことはない」が46.3パーセントで最も多く、「見に行ったことがある」、「参加したことがある」を合わせた「富士まつりに行ったことがある人」は約半数となっています。
- 図表あり -

Q.富士まつり会場への交通手段は何でしたか。
- 図表あり -

Q.「富士まつり」でパークアンドライドを実施した場合、利用したいと思いますか。
自動車の利用が多数
 「富士まつり」会場までの交通手段を聞いたところ、「自動車(近隣に駐車)」が66.0パーセントと突出しています。また、「富士まつり」におけるパークアンドライド(※)の利用意向を聞いたところ、「利用したい」が60.8パーセントと6割を超えています。
※郊外に設置された臨時の駐車場まで車で行き、そこからシャトルバスなどで会場まで向かう方法。なお、平成15年度実施。
- 図表あり -

Q.あなたがよいと思う、または興味があるイベントはどれですか。
人気は「花火大会」
 「富士まつり」でよいと思う、または興味があるイベントを3つまで挙げてもらったところ、「花火大会」が67.5パーセントと突出しており、以下「大道芸」が37.5パーセント、「太鼓の競演」が21.2パーセント、「音楽パレード」が21.0パーセント、「市民総おどり」が16.9パーセントなどの順になっています。
- 図表あり -

Q.富士市で観光交流を進めるに当たり、どんな地域の素材を生かしていくのがよいと思いますか。
自然の素材を生かした観光交流を
 富士市で観光交流を進めるに当たり、どんな地域素材を生かすべきか聞いたところ、富士山などの「山」と回答した人が41.9パーセントと最も多く、以下「公園」が29.7パーセント、「祭り」が27.3パーセント、「名所・旧跡」が25.9パーセント、「川・湧水」が25.4パーセント、「紙」が22.6パーセントとなっています。
- 図表あり -

自由意見
【富士まつりのあり方について】
・富士市民だけでなく、市外・県外にもPRできる祭りに。
・子どもたちが楽しみにしている。家族で行って楽しみ、思い出として残るものを期待。
・「これが富士まつりだ」といった特徴を出してほしい。
・市民総おどりは、毎年特別な人たちが踊っているような感じがするので、皆が自由に入っていけたらよい。
・土曜日に開催してほしい。花火が終わるのが遅いので、日曜日では遠方から来る人が花火を見ずに帰ることになる。
【花火・イベントについて】
・花火の数をふやし、盛大にしてほしい。
・イベントは2、3個に絞って内容の濃いものに。
【駐車場・交通関係について】
・駐車場がしっかりしていれば、祭りに行きやすくなるのでは。
・パークアンドライドの実施は大いに賛成。
【観光交流について】
・山、川、滝(大棚の滝(おおだなのたき))はもっと観光名所になるのでは。
・富士山や港からの景色の写真コンクールを行ったり、港の周辺に交流場所をふやしたりして、富士市の美しさをPRする。

富士まつり実行委員会
企画調整部会部会長
望月 秀晃さん(一色)
- 写真あり -

観光の活性化にもつながるような祭りに
 富士まつり実行委員会の企画調整部会では、どんなものがあれば、富士まつりが来て見て楽しめる祭りになるかを考えています。
 今の富士まつりは、踊りなどの参加者は多いのですが、祭りを見に来る人は少ないように思います。「富士まつりに来ればこれがある」といったような、祭りの目玉が必要ですね。
 市内だけでなく、市外からも、多くの人に来てもらえるような祭りになれば、経済効果も生まれ、観光の活性化にもつながると思います。

市民活動について

Q.あなたは次のような市民活動に参加したことがありますか。
環境の美化、まちづくりに関する活動が多数
 参加したことがある市民活動を聞いたところ、「環境美化の活動」が36.4パーセント、「まちづくりの活動」が34.8パーセントで、この2項目が3割を超えています。また、この結果を「何らかの市民活動に参加したことがある」、「参加したことがない」、「無回答」に分類すると、6割以上の人が市民活動への参加経験があると回答しています。
- 図表あり -

Q.あなたが市民活動に参加した直接的な理由はどのようなものですか。
- 図表あり -

Q.あなたが市民活動に参加しなかった主な理由は何ですか。
参加したことがない人の多くは、忙しくて時間ないことが理由
 何らかの市民活動に参加したことがあると回答した人に、参加した理由を聞いたところ、「社会や人のために何か役に立ちたかったから」が33.5パーセントで最も多く、次いで「自分自身のためになると思ったから」が20.9パーセントでした。
 逆に、「参加したことがない」と回答した人に参加しなかった理由を聞いたところ、「忙しくて時間がなかったから」が28.0パーセントで最も多くなっています。性別に見ると、男女ともに「忙しくて時間がなかったから」が最も多く、次いで男性は「関心がなかったから」が20.1パーセント、女性では「きっかけがつかめなかったから」が17.6パーセントとなっています。
- 図表あり -

Q.あなたは、今後さらに市民活動が広がるためには、どのようなことが必要だと思いますか。
気軽に参加しやすい環境や、情報提供の整備を望む声が多数
 市民活動が広がるために必要だと思うことを聞いたところ、「気軽に参加できる講座や研修会を充実する」が62.2パーセントで最も多くなっています。以下、「活動団体や活動内容などの情報を充実する」が39.8パーセント、「関心のある人たちの交流の場を充実する」が38.8パーセントと続いています。
- 図表あり -

自由意見
【活動内容について】
・幅広い年代が参加することを希望。
・気軽に参加できるような雰囲気を。
・もっと国際交流の場をふやした方がよい。
・みんなが関心を持ち、声を掛け合って参加すべきだが、実際は一部の人だけの活動になってしまう。
【情報提供について】
・いつ、どこで、どのような市民活動が行われているのかを広報紙などで教えてほしい。参加方法もわからない。
・若い人たちも参加できるように、活動している人たちの声をもっと知ってもらった方がよい。
・市民への広報活動が少ないと思う。市として活動を支援していることをもっとPRし、積極的にみんなが参加できる仕組みがあればよい。
【教育・研修・市の支援について】
・市民の力だけでは足りない部分は、市がバックアップしてほしい。
・行政と市民のつながりの場が多くあれば、活動も盛んになると思う。
【活動の場について】
・公民館をフル活用し、だれもが気軽に参加できる場をふやして市民レベルの底上げが必要。
・活動に参加したい意志はあるが、時間が合わずに断念したことがある。昼間や平日だけでなく、夜間や休日も開催してもらえると参加者もふえると思う。

職員に期待する

Q.市役所へ行ったときに対応した職員の印象はどうでしたか。
比較的よい印象が上位に
 この1年間に市役所に行ったと回答した人に、そのときに対応した職員の印象を聞いたところ、「接客態度がよい」が31.5パーセント、「親切・丁寧」が30.2パーセントと、比較的よい印象が上位を占めています。
- 図表あり -

Q.あなたは、現在の富士市の職員に、以下の姿勢や態度、能力が備わっていると思いますか。
「コスト意識」、「チャレンジ精神」などにおいて低い評価
 富士市職員の評価を聞いたところ、評価の高い項目としては、「適切な応対」、「説明責任」、「専門性」などがあり、評価の低い項目としては、「コスト意識」、「チャレンジ精神」、「創造性」などとなっています。
- 図表あり -

Q.あなたが富士市の職員に望む姿勢や態度、能力は何ですか。
約4割の人が「市民の言葉に耳を傾ける姿勢」を望む
 富士市の職員に望む姿勢や態度、能力は何かと聞いたところ、「市民の言葉に耳を傾ける姿勢」が43.2パーセントで最も多くなっています。次いで、「適切な応対」が35.6パーセント、「迅速性」が30.1パーセントと3割を超えています。
- 図表あり -

自由意見
【市の職員の対応について】
・数年前と比べ、冷たい雰囲気から少しずつ柔らかなサービス感のあるものに変わってきている。
・市民課の待ち時間が以前より少なくなり、対応も柔らかくなったと思う。親切な人がふえていると思う。
・親切な人とそうでない人との対応が違い、来てよかったと感じるときと、がっかりするときがある。皆が親切だと市役所のイメージも変わる。
・人にもよるが、親しみを余り感じず、笑顔が少ない。市民から親しまれる職員であってほしい。
・専門用語の十分な説明がなく不親切。
・窓口の対応は早いが、後ろで雑談している人の声が聞こえることがあり、仕事中に話すことかと思うときがある。
・市役所に電話すると取次ぎが多く、時間がかかる。適材適所に人材の配置を。
【開庁時間について】
・平日は仕事を休んで市役所に行かなければならない。休日業務を行ってほしい。
・平日仕事が終わってから市役所に行っても事務手続をしてもらえる体制を考えてほしい。
【市役所施設・設備について】
・市役所内が暗い雰囲気がするので、明るく清潔なイメージが持てるようにしてほしい。
・窓口がわかりにくいのでもっと工夫してほしい。

総務部長 鈴木 英之
- 写真あり -

市民に軸足を置いたまちづくりを進めます
 世論調査の結果から、市民の皆さんが、いかに厳しい目で職員を見つめているか、また、職員についてご理解くださっているかがわかりました。
 地方分権が進む現在、市役所は単なる窓口業務だけではなく、市独自で考え、進めていく事業もふえています。このような中、職員一人一人がさまざまな知識を持ち、自分もまちづくりの一翼を担っているのだという自覚を持つことが求められています。
 現在、市では、職員の「人材育成基本方針」の策定を進めています。今回の調査結果や皆さんからのご意見を基本方針に反映させるとともに、市の職員としての使命を常に意識し、市民に軸足を置いたまちづくりを進めていきたいと思います。

人材育成基本方針とは??
 時代の変化に対応できる職員が求められる中、研修、人事、仕事を通じて職員を育成する方策を示すものです。また、市役所の組織風土、職員一人一人の意識の改革も目指しています。

○お忙しい中、今回の調査にご協力くださいました皆さん、ありがとうございました。皆さんからいただいた貴重なご意見を今後の市政の参考にし、まちづくりを進めていきます。
○なお、詳しい調査結果は、各図書館や富士市のホームページ(http://fujishi.jp/)で閲覧できます。

◆世論調査に関する問い合わせは…
広報広聴課 電話 55-2700
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