ガールスカウト富士地区協議会がベトナムでマングローブを植林
奉仕活動、環境保全活動などさまぎまな活動に取り組んでいるガールスカウト富士地区協議会では、7月25日〜30日にべトナムで海外研修を行いました。同協議会が所属するガールスカウト県支部では、これまでにNGO(非政府組織)の「ACTMANG(アクトマン・マングローブ植林行動計画)」のメンバーを招いて研修会を開催するなど、活動の一環として地球環境問題に注目。50周年事業として平成10年から3年間、ベトナムへ研修団を派遣し、ベトナム戦争で荒廃した森林の再生を目指し、マングローブの植林などを行ってきました。
この研修の成果を受け継ぎ、ことし同協議会では独自にベトナムでの研修を企画。高校生の団員10人、指導員・役員5人の計15人が参加し、マングローブの種子の採取と植林の実践活動に取り組んだほか、地元高校生との交流、ベトナム戦争ゆかりの地を訪ねました。
代表の青司(あおし)美枝子さん(中央町3)は、「地球環境や身近な環境について目を向ける有意義な機会となりました。湿地帯での移動では腰まで泥につかることもあるほど。失った森を再生することの大変さを実感し、戦争の悲惨さを思い知りました」と話してくれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 研修に参加した皆さん
( 写真説明 ) ベトナムの高校生と一緒にマングローブの種子を植え込む