新しい広見のシンボルを末永く広見地区に山車(だし)保管庫が完成
広見地区では夏まつりを盛り上げ、『子どもたちが自慢のできるお祭りに』との願いで、昨年4月、新追町から山車を譲り受けました。しかし、保管場所の確保が困難で、広見公民館駐車場にシートをかけ、一時保管していました。
山車を末永く大切に使用していくためには、保管する建物が必要となることから、広見地区まちづくり推進会議で検討を重ねてきました。
保管場所を確保しようといろいろ探しましたが、今は空き地でも将来どうなるかわからないことや、借地料のことなどを考えると、確保が困難であるとの結論となりました。
そのため、昨年広見公民館を通じて、鈴木市長に協力を要請したところ、市もこの要請にこたえ、5月19日、広見公民館第二駐車場に、念願の山車保管庫が完成しました。
広見地区まちづくり推進会議議長の鈴木達巳(たつみ)さんは「広見地区住民の熱意や公民館、市の協力で、この山車保管庫が完成しました。これからはこの山車を生かし、和太鼓の打ち手の育成にも取り組んでいきたいと思います。青少年の新たな目標として、『夏まつりで太鼓をたたきたい』と思ってもらえるような、広見地区にふさわしい太鼓の音を響かせたいですね。
今の子どもたちが、将来広見を離れても、夏まつりが近づくと戻ってきて、山車を引き回し太鼓をたたく、そんな光景を夢見ながら、7月28日の夏まつりに向けて準備を頑張っていきたいと思います」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 完成した山車保管庫と山車