「富士市青少年の船」の新・実行委員長
尾形 覚(さとる)さん(大淵)
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尾形さんは、富士市青年団連絡協議会会長を歴任するなど、青年団活動のリーダーとして活躍。青少年指導者上級の認証を文部省(現・文部科学省)から取得し、青年団引退後も富士市青少年センターのヤングカレッジや長泉町のパワーアップゼミナールなどでレクリエーションやグループワークを指導してきました。懐の深い人柄と豊富な経験により、後輩からは何でも相談できるよき兄貴分として厚い信頼を寄せられています。
活動の原点となった青年団活動について尾形さんは、「入会のきっかけは、20歳のとき兄に誘われてから。青年団全国大会への出場に向けて取り組んだ創作劇づくりなどで、年齢の違う仲間たちとの壁のないつき合いや感動の共有を通じ、徐々にはまっていきました。劇などの活動を通じチームワークの大切さを痛感。また、さまざまな人との出会いは次の自分への刺激となりました」と振り返ります。
「富士市青少年の船」に、研修生、指導員、ブロック長として実に12回もの乗船経験がある尾形さんは、ことしは実行委員長として初乗船。
「一緒に乗る仲間が毎回異なるため、それぞれが自分にとってかけがえのない思い出の船になっています。研修生の皆さんには、参加を一つのチャンスに、研修の中でさまざまなことにチャレンジして、その経験で自分をチェンジしていくことにつなげてもらえたらうれしいですね。指導員などのスタッフの皆さんとともに、心に刺激を与える船にしていきたいと思います」と新世紀初の船出に向かって期待を話してくれました。