【広報ふじ平成12年】まちかどネットワーク ズームアップふじ
県立吉原高等学校女子サッカー部全国大会に出場
吉原高校女子サッカー部は、創部8年目となることし、6月に行われた東海地区予選において準優勝し、(*)全国大会出場を果たしました。その報告のため、7月11日、部員の皆さんが市長を表敬訪問しました。
吉原高校は6年前に男女共学校となり、男子サッカー部も創部されました。そのため、練習に使用できるグランドは狭くなりましたが、その分部員同士が切磋琢磨しながら練習ができるよさもあります。高校に入学してからサッカーを始めた初心者ばかりなので、男子部員から教わることや、吸収することも数多くあるそうです。
キャプテンの鈴木芙美子(ふみこ)さんは「よき指導者に恵まれ、多くの皆さんに支えられ、夢にまで見た全国大会出場を達成することができました。一戦でも多く勝てるよう、また静岡県、東海地区代表の名に恥じないよう、頑張りたいと思います」と決意をあらわしました。
それを受けた市長は、「何か一つのことに夢中になって一生懸命やることは、とてもすばらしいことです。一つでも高いところを目指して頑張ってください。元気よく、楽しんできてください。健闘を祈ります」と部員の皆さんを激励しました。
吉原高校の初戦の相手は、鹿児島県の神村学園。全国大会は、8月6日から11日まで、兵庫県神戸市総合公園ユニバー記念競技場ほかで行われます。
*全日本高等学校女子サッカー選手権大会
- 写真あり -
( 写真説明 ) 全国大会に向けて決意をあらわす吉高女子サッカー部の皆さん
東平遺跡から「布自(ふじ)」銘墨書土器を発見 「富士」の名のルーツを確認
ことし1月、伝法東平遺跡の発掘調査が行われました。出土品の整理を行った富士市教育委員会(文化振興課)では、竪穴住居跡から出土した土器の底部外面に、「布自」と墨字で書かれているのを確認しました。また、「布自」は「富士」と同じ意味であることが、万葉集の類例で確認されました。
東平追跡は、東名富士インターチェンジの南側に広がる古墳時代後期から奈良・平安時代の大集落です。以前から富士郡衙(ぐんが)(古代の役所)に関連する集落跡と推定されていましたが、決定的な資料がありませんでした。そのような中で、この「布自」と書かれた土器は、以前に発見された「厨(くりや)」と書かれた土器とともに、古代の富士郡や富士郡衙の存在と場所を示す決定的な資料と言えます。また富士市にとっては、その名のルーツが初めて確認できたとも言えます。
今後は、富士郡衙に関連する追跡や出土品を再検討し、墨書土器などの再調査をしていくということです。
8月17日から30日まで「98〜99新発見!富士市発掘展」の開催
平成10年から11年度までに富士市内から新たに発掘された埋蔵文化財出土品の一部を、市民の皆さんにご紹介します。
富士市のルーツ「布自」銘墨書土器や、かつての吉原宿(中吉原宿)の暮らしの跡を物語る陶磁器などが展示されています。
この機会にぜひ、ごらんください。
開催場所
中央図書館ロビー
開催時間
9時〜19時(土曜日・日曜日は17時まで)
問い合わせ 教育委員会文化振興課 内線 2721
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( 写真説明 ) 発掘された「布自」銘墨書土器
( 写真説明 ) 布自
添付ファイル
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