だれでも一度は耳にしたことがあるかぐや姫の物語。私たちの住む富士市にはかぐや姫にまつわる伝説が残り、「かぐや姫の里 富土市」を全国に発信しています。
「かぐや姫サミット」は、かぐや姫をまちづくりのテーマにしている全国の市や町が一堂に会し、一緒にまちづくりを考え、お互いの交流を深める場。そして、ことしはいよいよ富士市がその会場となります。
全国に広がるかぐや姫伝説への思いや、それぞれのまちの夢とロマンが富士市に集まります。
サミットはことし7月に開催
「かぐや姫サミット」に参加している自治体は全国で7市町。それぞれの自治体では 「かぐや姫」をまちのシンボルや観光のイメージキャラクターの一つとしてまちづくりを進めています。
このサミットは、平成7年に奈良県広陵(こうりょう)町で第1回目が開催され、ことしで第5回目を迎えます。富士市では7月の富士まつりにあわせて開催される予定です。
サミットでは、それぞれの地域の特性を生かした、魅力あるまちづくりなどについて話し合われます。
また、参加自治体から集まった和太鼓団休による「和太鼓フェスティバル」がサミットにあわせて開かれ、サミットを盛り上げます。
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( 写真説明 ) 昨年、鹿児島県宮之城町で開かれた「かぐや姫サミット」の模様
サミット参加自治体プロフィール
1.奈良県広陵町
聖徳太子、弘法大師ゆかりの寺院があるなど歴史と文化にあふれ、靴下製造業が盛んなまち。
2.京都府向日(むこう)市
奈良時代終わりに「長岡京」が置かれていた。豊かな竹林がありタケノコ・竹工芸品づくりが盛んなまち。
3.岡山県真備(まび)町
古代吉備(きび)文化の発祥地。
豊かな自然と温暖な気候に恵まれ、果樹栽培が盛んで、竹工芸品も有名なまち。
4.香川県長尾町
瀬戸内気候に属し、雨が少なく温暖な気候。地場産業にイチゴ栽培、竹工芸、伝統工芸漆器があるまち。
5.広島県竹原市
瀬戸内海に面し、江戸時代の塩田が残され、酒造り、缶詰製造などの産業が盛んなまち。
6.参鹿児島県宮之城(みやのじょう)町
焼酎製造、竹細工などの地場産業があり、水と緑に恵まれた 自然豊かなまち。
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第13代ミスかぐや姫クイーン 佐野祐子 さん
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かぐや姫の物語は幼稚園のときに知りました。神秘的で美しいかぐや姫には同じ女性としてあこがれます。富士市の伝説でかぐや姫が月ではなく富士山に帰っていったのは、お世話になったおじいさん、おばあさんや国司様を少しでも近くで見守ってあげたかったからかもしれませんね。
ことしは富士市でかぐや姫サミットが開かれますが、今からとても楽しみです。少しでも多くの人に富士市のかぐや姫伝説を知っていただければいいなと思います。