【広報ふじ平成7年】暮らしのたより3
暮らしのたより
高齢者問題を考える映画上映会 高齢者福祉課
障害者福祉マップを配布します 障害福祉課
赤ちゃんにみどりの贈り物 みどりの課
お年寄りの生活に関する小冊子を配布します 高齢者福祉課
特別障害者手当などを支給します 障害福祉課
重度心身障害者医療費助成金を支給します 障害福祉課
健康コーナー
十二指腸潰瘍
食べ物は食道、胃から小腸へ送られていきますが、胃を出た所を十二指腸球部と言い、ここの粘膜にできた傷が十二指腸潰瘍(かいよう)です。若い男性に多く、症状は空腹時や夜間の上腹部痛、背部痛、胸焼け、吐き気、食欲不振などですが、何の症状もない人もいます。潰瘍が深くなって穴があくと腹膜炎になり、激痛が起こって早く処置しないと危険です。潰瘍からの出血が多いと黒褐色の吐物やコールタール状の黒色便が出ます。原因は強い胃酸、ストレス、ある種の薬剤、食べ物などです。診断はバリウムを飲むX線検査や内視鏡検査を行います。
治療は、まず精神的安静が必要です。食事は規則正しくゆっくり、よくかんで食べましょう。アルコール、たばこは胃粘膜を刺激し胃液分泌を高めるため、控えた方がよいでしょう。特に空腹時にはだめです。
薬物療法は、最近すぐれた胃酸分泌抑制剤が開発されましたので、ほとんどの潰瘍は薬物で早期に治療ができるようになりました。ただし再発を繰り返すことが多いので、長く服用しなければなりません。また、最近原因の一つに、胃内に常在するヘリコバクタ・ピロリという細菌による感染が注目され、抗生物質による治療が研究されています。
手術は、大出血や穴があいたときに限られるようになりましたが、これらも手術方式の改良により、以前のように胃まで大きく切る方法は少なくなりました。 〈富士市医師会〉
レーダー通信
もう少しの間、寒い日が続くようです。寒いときは血圧が上がりぎみになりますので、高血圧や心臓病で薬を飲んでいる人は、規則正しくきちんと飲みましょう。
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