富士市 FUJI CITY Official Site

9月の健康だより　　保健婦人センター

犬、猫の引き取り日　　環境衛生課

リズム・シルバー体操教室　　温水プール

ふれあい教養セミナー　　東海大学

9月の歩く会　　体育振興課

9月の献血　　社会課

甲状腺機能亢進症（こうじょうせんきのうこうしんしょう）

　この病気は甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺の働きが高まることによるホルモン異常症です。甲伏腺機能亢進症の大部分を占めるバセドウ病とは、甲状腺がはれて首が太くなる、眼球が突出する、脈拍数がふえるの三つの特徴的な症状が認められる場合で男女比は1対4で若い女性に起こりやすい病気です。その他によくみられる症状として、疲れやすい、汗をかきやすい、心臓がドキドキする、体重が減ってくる、いらいらする、落ちつきがない、手指のふるえなどがあります。血液検査では、甲状腺ホルモン値の上昇がみられ、心電図検査では、心房細動などの不整脈が認められることがあります。高齢者のバセドウ病の場合は、不整脈、心不全、筋力低下などの症状が主なものとなり、食欲不振、体重減少、便秘、はきけなどの消化器症状だけの場合もあります。
　今までに、普通に食べていてもやせる、あるいは食欲が旺盛でたくさん食べる割に太らない、仕事をしている時に心臓がドキドキする、いらいらして落ち着きがない、怒りっぽくなった、夏の暑さに耐えられなくなったなどの症状があれば、一度専門医に受診してみてください。
　治療方法は、甲状腺ホルモンの合成をおさえる薬を服用するほか、甲状腺を一部だけ残して、取ってしまう外科手術などがあります。　　（富士市医師会）

レーダー通信
　寝苦しい熱帯夜がまだ続いていて、不眠を訴える人もいます。しかしながら冷房や扇風機に頼って寝ると体をこわしてしまいます。寝やすい、綿など吸湿性のよい寝具を使用しましょう。