【広報ふじ平成3年】暮らしのたより4
暮らしのたより
7月の健康だより 保健婦人センター
犬、猫の引き取り日 環境衛生課
婦人夏期大学講座 社会教育課
ふれあい教養セミナー 東海大学
7月の歩く会 体育振興課
地域福祉講演会 社会課
第11回 河川愛護・美化運動7月1日〜8月31日
健康コーナー
膀胱(ぼうこう)がん
近年がん患者の増加が見られていますが、膀胱がんについても同様です。膀胱がんの発生原因に職業性発生と自然発生があります。職業性発生の場合、芳香族(ほうこうぞく)アミンと言う化学物質が原因であるとされており、自然発生の場合の大きな原因の一つは喫煙であるとされています。発生しやすい年齢は50歳〜60歳代で、4〜5対1の割合で男性に多い病気です。病状は血尿が最も多く約80%の患者に見られます。がんの広がりや発年部位によって、頻尿(ひんにょう)、排尿痛など膀胱炎とほぼ同様の症状が見られます。
診断方法には検尿、X線検査、超音波検査、血液検査などいろいろありますが、膀胱鏡(内視鏡)検査及び組織検査が最も大切です。この検査でほぼ100%診断可能です。
早期がんの治療の主体は内視鏡的手術(経尿道的腫瘍切除術)で、手術後に排尿に関する障害は残らず、術後5年目の生存率は80%と良好です。しかし進行したがんでは膀胱を摘出しなくてはなりません。この場合、尿の排泄を確保するため、腸の一部を利用した代用膀胱をつくり、体外へ尿を排泄させるように尿路を再建します。手術後は採尿のための装具をいつも装着しなくてはなりません。そのために身体的障害だけでなく、手術後の精神的障害も抱えることになりますが、患者と医師と看護婦及び家族の方の連携でこの障害を乗り越えていけば、社会復帰は十分可能です。 (富士市医師会)
レーダー通信
うっとうしい梅雨どき、湿気の多い部屋のじゅうたんなどは、ダニ・カビの絶好の繁殖場所です。よく風を通して、除湿するようにしましょう。
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