【広報ふじ平成3年】暮らしのたより4
暮らしのたより
3月の健康だより 保健婦人センター
犬、猫の引き取り日 環境衛生課
市民交通傷害保険の出張受付 総務課
公害健康被害予防事業 水泳教室 保健婦人センター
3の歩く会 文化体育課
3月の献血 社会課
健康コーナー
腸閉塞
腸閉塞とは、腸において、腸内容物が詰まってしまう状態を言います。
腹膜炎等で腸の運動がなくなってしまう場合(麻痺性腸閉塞)、腸の中で異物が詰まったり、癒着(ゆちゃく)・がん等のため腸内腔が閉塞されているが、腸の血行は良い場合(閉塞性腸閉塞)、腸捻(ねん)転・腸重積のように腸と共に血管も閉塞され、腸がくさってしまう場合(絞扼(こうやく)性腸閉塞)等の種類があります。
症状は、腹痛、排便、排ガスの停止、腹部膨満(ぼうまん)、嘔吐(おうと)等ですが腸閉塞の種類によってちがいます。
絞扼(こうやく)性の場合は、発病と同時に激烈な腹痛が起こり、ショック状態になり、短時間で腸がくさって穴があいたりしますので、緊急手術が必要です。
閉塞性では、痛みはそれほどではありません。閉塞部位が、十二指腸、小腸にある場合は、嘔吐が激しく、結腸、直腸にある場合は、症状の経過は徐々ですが、胃内容物、胆汁を嘔吐し、それが次第にふん臭を帯びてきます。
診断は、症状の経過、腹部レントゲン写真で行います。腸閉塞の約半数は、開腹手術後の腹管癒着(ゆちゃく)が原因です。また、高齢者では、がんによる通過障害、元気な乳幼児が感冒の後等に急に腹痛、血便がある時には、腸重積(ちょうじゅうせき)が疑がわれます。
治療法は、腸閉塞の種類によってちがいますが、緊急手術の必要が無くても、経過中に容体が急変することもあるので、入院し絶食、輸液、胃内容物の持続吸引等の全身管理を行います。 (富士市医師会)
レーダー通信
寒い日が続いていますが、暖房のため、屋内の空気が汚れて、風邪の原因菌が停滞していることもあり、時々窓を開け、屋内に風を通すように心掛けましょう。
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