平成2年10月1日現在で、全国一斉に平成2年国勢調査が実施されます。
国勢調査は、統計法という法律に基づいて、我が国にふだん住んでいる人すべてを対象として行う、国の最も基本的で大規模な統計調査です。大正9年から5年ごとに行われており、調査の結果は、国や地方公共団体のほか、学術研究機関や一般の会社などでも広く利用されています。
今回は、国勢調査についてお知らせします。
あなたも私も対象者
「ピンポーン。ごめんください。国勢調査のお願いにおじゃましました」
9月23日から30日までの間、日本中の全部のお宅に、国勢調査の調査員が調査票を持っておじゃまします。
国勢調査の対象者は、赤ちゃんからお年寄りまで、日本に住んでいるすべての人。家族の構成や、住居の様子、教育、仕事の内容などを、10月1日現在で調査票に記入していただきます。
調査票は大切に
調査票は、マークシート方式になっており、マークは決められた□(わく)に黒鉛筆で〓のように横線を引く方法で記入します。
調査票は、そのまま「光学式マークで読取装置」という機械にかけて集計されます。このため、
・調査票は汚したり、折ったり、丸めたりしない。
・記入には必ず黒鉛筆を使用する。
などを注意してください。
- 写真あり -
秘密は守ります
お答えいただいた内容は、統計の目的以外に使用することはありません。
また、調査関係者が調査の内容など調査上知り得た秘密をほかに漏らすことを固く禁じています。
記入していただいた調査票は、10月の初めごろ、調査員が回収に伺います。
人口の速報は年末
集められた調査票は、市、県を通じて総務庁統計センターに集められ、大型コンピューターによって集計の後、多くの統計が作成されます。
結果は平成2年12月末日までに、全国・都道府県及び市区町村別の人口の速報を公表し、その後、順次発表していきます。
こうして得られた国勢調査の統計は、次のように利用されます。
・地方議会の議員定数の決定や地方交付金の算定基準などへの利用
・将来人口の推計や平均寿命の計算などへの利用
・社会福祉対策、経済計画、住宅建設計画、交通計画などへの利用
・大学、研究機関での研究に利用
・主要図書館などにおける一般の利用
調査期間中(9月23日〜10月7日)留守にする人や、国勢調査に関するお問い合わせは国勢調査富士市実施本部(広報広聴課)
内線3650へ。
国勢調査による人口当てクイズ
富士市の人口は何人?
平成2年10月1日に行われる国勢調査で富士市の人口は何人になるでしょうか?
応募対象者 富士市民
応募方法 はがきに答えと住所・氏名・年齢・電話番号を記入の上、〒417 市内永田町1-100 市広報広聴課クイズ係へ。はがき1枚に一つの答え。
締め切り 9月29日(土曜日)当日消印有効
正解者の決定 市の発表する「人口概数」が正解となります。正解者のない場合は、正解に近い数の順位とします。なお、同数の場合は抽せんを行います。
発表 11月中に、当選者に直接通知します。
賞品 特等賞(3万円相当)1人
1等賞(1万円相当)2人
参加賞 記念品 10人
- 図表あり -
( 図表説明 ) 〈参考〉人口推計(住民登録人口と異なる)
国勢調査でみる富士市
- 図表あり -
( 図表説明 ) 富士市の人口推移
( 図表説明 ) 5歳階級人口ピラミッド