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【広報ふじ平成元年】健康コーナー

脳腫瘍

 頭の骨の内側には、脳や脳膜などがありますが、ここにできるできもの(新生物)を脳腫瘍といいます。
胃に胃がんやポリ−プがあるように、脳腫瘍にも悪性のものと良性のものがあります。また脳腫瘍の種類は、何十種類もあり、子供にできやすいものとか、大人にできやすいものなどがあります。
脳腫瘍は、人口10万人に対して約15人の割合といわれており、富士市では毎年約32人の人が脳腫瘍にかかっていることになります。転移性脳腫瘍(身体のほかの部位のがんや肉腫が、脳に跳び火して発育した腫瘍)も含めると約50人の人が毎年脳腫瘍にかかっていることになります。
 脳腫瘍の症状は、頭痛、咽吐、視力障書などがあり、そのほかにもてんかん発作、視野が欠けてくる、手足の麻痺が少しずつ悪くなる、片側の視力障害がだんだん悪くなる、生理がはっきりした原因なく不順になるなど、脳腫瘍のできた場所によりいろいろな症状を示します。特に、20歳過ぎてから初発するてんかん発作は、精密検査が必要です。
 脳腫瘍の診断は、CT(コンビューター断層撮影)などの診断装置により、かなり正確に、痛みもなくできるようになりました。思い当たる症状があったときは、早目に診察を届けるようにしてください。早期診断、早期治療が最も大切です。  <富士市医師会>

レーダー通信

 ことしも暖冬で、杉の花が早くから咲いています。杉の花粉に敏感な人は、さらさらとした鼻汁とくしゃみがとまらず、目とのどがかゆくなり、毎日が憂うつです。早目に予防的な薬を使うと大分楽になります。
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