富士市 FUJI CITY Official Site

　現在の富士市の発展の礎である雁堤。先ごろ、富士川治水三百年祭で市民の注目を集めたこの堤は、ジョガー（ジョギング愛好者）たちには、絶好のトレーニングコースとして知られています。
　市はこれを機にお年寄りから子供まで親しめるジョギングコースを整備することになりました。

　日曜、祭日ともなると、ジョガーたちは三々五々、この堤を登って来ます。老若男女を問わず、思い思いのスタイル、思い思いのペースで汗を流しています。中には吉原・富士方面からやって来て、雁堤で折り返して行く人も見受けられます。地元・岩松地区の人たちは、朝・晩のジョギングも楽しむことができます。
　このように、雁堤をホームグランドに、また中継点として利用している人たちは多く、市内で最もポピュラーなジョギングコースの一つといえます。
　最近、彼らの間から、また岩松地区の「町づくり会議」でも、本格的なジョギングコースの整備を望む声が上がってきました。
　この要望にこたえて、市は雁公園を中心とし、護所神社や、富士山の眺望を取り入れたジョギングコースの整備をすることになりました。

　雁公園は、雁堤の土手とその内側の河川敷部分を幅数十メートルにわたり、市が国から借り受けて市民に開放しています。現在、ソフトボール場、ゲートボール場などが設置されています。
　ジョギングコースは、この帯状の公園の周囲、2,200メートルをアスファルト舗装で整備します。500メートルごとに距離表示板を設置して、ペース配分が容易にできる工夫をします。また、コースには桜並木コスモスロード、それに周辺のミカン畑などとあわせて、四季折々の草花が楽しめます。完成は来年3月末、桜の花の咲くころです。

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( 写真説明 ) 練習に励む岩松中陸上部の生徒（護所神社付近）

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コース

桑原数代さん（松岡・主婦）
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　3年程前から、近所の奥さんたちと走り始めました。最初は水神さんから護所さんまでを目標にしました。慣れるにしたがって距離が延びましたが、これは楽しみなことですね。もちろんゆっくり走るんですけれど。
　どうしても夜、家の片づけの後走ることが多いですね。でも夏なんかは夕涼みにちょうどよいですよ。朝走る人も多いですね。家族連れも見かけます。
　今、ひざを痛めて休んでいますが、コースが完成したらまた走りたいですね。夜型ジョガーですから照明灯があればなあと思います。今から、夜桜の下を走ろうと楽しみにしています。