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【広報ふじ昭和62年】救急医療センター新しく生まれ変わります

診療科目は内科・小児科です

 “夜中に急におなかが痛くなった、こどもが突然高熱を出した”このような急病人のための施設が救急医療センターで、富士市医師会の協力によって運営されています。
 現在の医療センターは、伝法の富士市医師会館内へ併設され、年々増える救急患者に対応するには手狭となってきました。また、場所がわかりにくく、道路も狭いなどの声も聞かれ、早急に整備する必要がありました。
 そこで、市内津田の旧保健所跡地へ新しい救急医療センターを建設し、救急患者への対応を図ることになりました。新しい医療センターは、来年4月1日オープンの予定です。

◇所在地   市内津田連台場(旧保健所跡地)
◇建物構造  鉄筋コンクリート造り2階建て
◇延建築面積 576.6平方メートル
◇診療科目  内科・小児科
◇診療時間
 平日…午後7時〜翌朝8時
 土曜…午後2時〜翌朝8時
 休祭日…午前9時〜翌朝8時

救急患者の状況

 市内の内科・小児科の救急医療診療状況(一次救急)は、昭和59年に1万3,041人でしたが61年には、2万995人と2年間に7,954人もふえました。特に、昨年の4月、内科・小児科の救急医療を従来の在宅輪番当直制を廃止し、すべてを医療センターで行うようになってから利用者が急増してきました。
 そこで、利用者へのいっそうの対応を図るため新しい施設の整備が急務となりました。

十分なスペースを確保

 新しい救急医療センターは、市内津田、旧富士保健所の跡地へ建設されます。設置位置も広い道路に面した大変わかりやすい場所となります。
 事業費は、1億6,330万円、敷地面積1,981.5平方メートル、鉄筋コンクリート造り2階建てで、延建築面積は、576.6平方メートルです。
 診療室や観察室も十分なスペースをとり、救急用の入口も設置されます。
 現在の施設は、進入路が迷路のようになっているため、市民からわかりにくい場所だとの指摘をされていましたが、移転によって、この問題も解決されます。
 診療体制は、現在と同じで、診療科目は内科・小児科の二科。診療時間は、平日が午後7時から翌朝8時、土曜日が午後2時から翌朝8時、休祭日が午前9時から翌朝8時までです。
 医師は、医師会の医師と大学(浜松医大、慈恵会医大、聖マリアンナ医大)からの派遣医師が担当します。

医療センターの正しい利用を

 救急医療センターは、突発した急病患者のための施設です。
 また、あくまでも平日夜間及び土曜日の午後、日曜日、祝祭日に発病した、急病患者を診療するためのものです。
 急患でない人、平日の昼間から具合の悪い人は、昼間、かかりつけの医師の診療を受けてください。
 外科・産婦人科など救急医療センターで扱っていない救急医療については、ダイヤル案内 電話番号 51-9999 で当番医を確認して、受診してください。

医療センターは 伝湾番号 54-0099
平日夜間及び休日当直医の問い合わせは 電話番号 51-9999

- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
( 図表説明 ) 救急医療の診療状況

- 写真あり -
( 写真説明 ) 救急医療センター完成予想図
( 写真説明 ) 救急患者の診療(現在の医療センター)
添付ファイル
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