大鷹4Hクラブ所属 村松辰巳(むらまつたつみ)さん 久沢北(22歳)
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村松さんは若手農業経営者で組織する4Hクラブの中で、数少ない兼業農家の一人。ふだんは製材所に勤めています。
農業に従事する両親の姿を見て「小さいころから誇りを感じていた」と言う村松さんは、中学卒業後、浜松市にある県立農業経営高校に進みました。お茶を専攻し、専業農家の設計図が完成した高3のとき、お父さんが急逝。長男だった村松さんは、いや応なしに一家の大黒柱となりました。当時、弟と妹は学生、畑の面積も専業でいくには狭すぎたことから、設計変更を余儀なくされました。
以後、お母さんの近子さんと茶畑120アールと山林6ヘクタールを守っています。お茶の忙しい5・6月は、日曜日もなく、本業を終えてから手元が見えなくなるまで働きます。
今回の意見発表は、そんな中で助けられた人との出会い、農業のすばらしさを訴えたものです。
村松さん自慢のお茶は、とても深みのある味でした。