“生き神様”と呼んでもいいようなすばらしいおばあちやんがいます。三四軒屋の斉藤しげさん99歳。
今回は、四世代家族の斉藤さん一家におじゃましました。
斉藤さん一家は、世帯主の文雄さん、妻の緑さん、母のはる子さん、祖母のしげさん、長男の文徳さん、長女の美穂さん、次男の利徳さんの7人家族です。
一家のスターは、なんといっても市内で4番目に長生きのしげおばあちゃん。耳は少し遠いけれども、つやのよい顔・張りのある声は、とても100歳を目前にしているとは思えません。
長寿にあやかりたいとその秘訣を聞けば、「規則正しい生活、毎日の針仕事、そしてくよくよしない」とのこと。
おばあちゃんの縫ったエプロンとおしめは、一針一針とてもていねいに縫ってあり、南地区の文化祭に出品したときには奪い合いになるほど人気がありました。
また、ひ孫で大学生の文徳君が下宿に帰るときは「まるで出征兵士を送るよう」(妻・緑さん)というほど情けに厚いおばあちゃんでもあります。
「我が家の生き神様」という言葉がぴったりのおばあちゃんですが、理想的な老後を送れているその影には、なごやかな家族の雰囲気があることは言うまでもありません。
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( 写真説明 ) 写真前列右から利徳さん、しげさん、はる子さん、文雄さん、後列右から美穂さん、緑さん、文徳さん