【春まき草花の種まき】
春まき草花のシーズンになりました。
粒の大きい種子はビニールポットにまき、細かい種子は平鉢やイチゴパックの空き容器にまくとよいでしょう。春まき草花はあわてて早くまくと温度不足のため発芽が遅れたり、ふぞろいになることがあるので、十分に気温が上昇してからまくようにします。
【夏に楽しむ鉢植え球根の植えつけ】
グロキシニア、球根ベコニア、アキメネス、カラジウムなどは寒さに弱い球根植物ですから、暖かくなってから植えつけるようにします。夏の草花を光線の足りない室内で育て、美しい花を咲かせるのは苦労です。この点、グロキシニア、アキメネスなどは陰地性の球根草花ですから、夏のインテリアとして窓ぎわで楽しむのにもっともふさわしい草花といえます。
用土は通気性と排水のよい土を好むので、ピートモスとバーミキュライトか川砂、あるいは赤玉土と腐葉土などを5:5の割合で配合した軽い用土を使います。
【鉢植え花木の再生】
室内で冬越ししたハイビスカス、ノボタン、ランタナ、ゼラニウムなどはこれから新芽が伸び始めます。
混みいった枝や細い枝を整理して残った太い枝を半分くらいに切りつめ、鉢土をほぐして土を落とし、根も半分程度に整理して新しい用土に植え替えます。
4月中下旬ごろから戸外に出して育てますが、徐々に日光にならしていきます。また、切り落とした枝は10センチメートルくらいに切りそろえて川砂やバーミキュライトに挿し木してふやすことができます。