【広報ふじ昭和58年】カメラルポ
年賀状は手づくりで
市立博物館で紙漉(す)き体験学習
市立博物館は、手づくりの年賀ハガキを作ろうと、11月23日「ハガキの紙漉(す)き体験学習」を開きました。
昨年に引き続き、今年で2回目のこの体験学習会には、主婦を中心とする10人が参加。
“紙の都”といわれる富士市ですが、現在、市内ではこの手漉きはほとんど行われておらず参加者は博物館職員の指導のもとに訓れない手つきで、ハガキづくりに挑戦していました。
参加者の1人は、「このハガキで年賀状を出せば、相手に自分の真心も伝わるのでは…」と話していました。
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( 写真説明 ) なかなかむずかしいワ…
この道ひと筋
技能功労に38人を表彰
「勤労懲謝の日」の11月23日、富士市技能功労者表彰式が、富士商工会議所会館で行われました。
今年は、23職種、38人の人たちが表彰を受け、被表彰者はいずれもこの道30年以上の経験を持ち、技能研さんと今なお後進の育成に力をそそいでいる人たちばかりです。
なかでも、今泉8丁目の芦沢良作さん(81歳)は、大工経験66年という大ベテランで、元気よく仕事に打ち込んでいます。
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( 写真説明 ) 渡辺市長から受章者に賞状と記念品が
ようこそ 富士市へ
内藤さん一家、市民の仲間入り 中国残留日本人孤児
昨年3月、戦後37年ぶりに祖国の地を踏み、肉親と感激の対面を果たした中国残留日本人孤児の内藤 南さん(41歳)が、家族とともに富士市に住むこととなり、11月18日渡辺市長を表敬訪問しました。
内藤さんは、3歳の時、中国で敗戦を迎え肉親と生き別れとなり、昨年の肉親捜しで中里の加羽沢正人さん(46歳)の実の妹とわかりました。
南さんの夫、永詳(えいしょう)さん(48歳)は、「早く日本語を覚え、みなさんに迷惑をかけないように頑張ります。」とあいさつ。
内藤さん一家は、しばらくの間は加羽尺さんの家に一緒に住み、その後は家族で広見に住む予定です。
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( 写真説明 ) 市役所入口玄関で花束を手に内藤さん一家
( 写真説明 ) 早く日本の生活に馴れてください…と渡辺市長
バス停に時計台を設置
浮島青年団が廃品回収で
浮島青年団は、西船津バス停前に太陽電池式の時計台を設置し、11月20日、同地区の人たちとともに落成式を行いました。
この時計台は、バスターミナルに乗る人たちに利用してもらおうと、同青年団が3年前から始めた廃品回収の収益金で建てたものです。建設に際しては少しでも資金を節約しようと、団員たちは基礎工事を自分たちの手で行いました。
地元の人たちやバスターミナルを利用する人たちは、「素晴らしい贈り物です。みんなで大事にしなくては……」と喜びを語っていました。
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( 写真説明 ) 浮島青年団長の手によって除幕式
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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