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県から市へ移った勤労青少年ホーム

　“ホームでリッチな青春を！”と勤労青少年から親しまれている「富士勤労青少年会館」が、このほど県から市に譲り渡されました。
　今まで会館の運営・管理は、市が県から頼まれておこなってきましたが、今後、これらをすべて市が行うことになります。
　名称も「富士市勤労青少年ホーム」に変更しました。


一層親しまれるホームに

　この会館は働く青少年の福利厚生と労働力の定着を図るために、県下初の施設として、昭和42年に広見1丁目の私有地（3,311平方メートル）に県が建設しました。総工費は8,800万円。サークル活動の場としてのホーム（一部3階建729平方メートル）と寮（4階建1,140平方メートル）からなり、運営は市が行っていました。
　今回、県が市へ譲り渡したのは、各企業の社員寮が完備し、入寮者が減ったことが主な理由です。
　しかし、ホームの利用者は、昨年1年間だけでも28,670人もあり、勤労青少年だけでなく、昼間は広見地区の婦人層からも利用されています。
　勤労青少年ホームでは、市に移されたのを契機に、いっそう親しまれ利用されるホームの運営をめざすと共に、将来的には寮の新たな活用を考えていくことにしています。
　今後、勤労青少年ホームを利用するには…
◎利用できる人
　・市内の事業者に勤務しているか市内に住んでいる勤労青少年。
◎利用のしかた
　・勤労青少年ホームで直接手続きをして利用証をもらえば、あとは自由に利用できます。
◎会館時間　13時〜21時
◎休館日　　日曜・祝日・年末年始　電話21-6129
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
( 図表説明 ) 講座あんない
- 写真あり -
( 写真説明 ) ホームの喫茶室で語る若人