昭和55年10月1日現在で調査した、国勢調査の概要がまとまりました。
それによると、富士市の人口は、20万5,752人(男10万2,482人、女10万3,270人)で、5年前の前回調査に比べ6,557人増えています。
しかし人口増加率は、過去最低で3.3パーセント増えたにすぎません。
これはオイルショック以後、富士市へ転入してくる人よりも転出していく人が多く、出生による自然増程度にとどまったからです。
一方世帯数は、5万7,286世帯で前回に比べ5,756世帯ふえているが、一世帯当りの人口は3.9人から3.6人となり、ここにも核家族化の傾向がでています。
また人口規模からみると富士市は県下第4位となり、沼津市を追越して東部地区の中核都市になりました。以上が概要ですが、この数字はあくまでも概数であり、総理府統計局が後日公表する数字と多少異なる場合もありますのでご了承ください。なお市民みなさんの国勢調査へのご協力を感謝いたします。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 県内上位10市人口概数