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【広報ふじ昭和52年】くらしのちえ

絹のスカーフの洗たく

 まずスカーフがゆったり入る大きさの空ビンを用意、250グラム入りのインスタントコーヒーの空びんかジャムの空ビンでも結構。このビンの中にスカーフを軽くたたんで入れベンジンを注いでフタをし、上下に20〜30回程度ふってから5分〜10分くらいそのままに次にスカーフを取り出し、バスタオルの上に広げて端から軽く巻いて、余分なベンジンを取り除き、日陰に干して軽くアイロンを一方にかけるのがコツです。なお、スカーフによっては、色落ちする場合もあるのでスカーフのすみにベンジンをつけて試してみてください。ビンの中のベンジンは2〜3回は使えるのでフタをきつくしめて保存しておきましょう。

革ぐつを長もちさせる法

 雨に一度ぬれると、晴れた日に1か月以上はいたのに匹敵するほど革ぐつはいたみます。ぬれた革ぐつはよく陰干しして十分に乾かすこと。日なたや火のそばで乾かすのは禁物。革が固くなってしまいます。すっかり乾いたらクリームやクリーナーで手入れをしてください。新品のくつは、おろす前にクリームを細部まで塗っておくこと。もちがかなり違います。ふだんの手入れは、ブラシやクリーナーで汚れをとり、クリームを多めに塗って、あとは空ブキしてツヤを出します。はかないときは、新聞紙を丸めて、くつの先の方に押しこんでおくとヒビ割れが防げるほか、革の湿気とりに効果的です。

汗のしまつ

 これからは汗の季節です。大人1日に約2リットルの汗をかくといわれています。そこで衣服に汗じみを残さないよう汗のしまつをしましょう。木綿や化せんなら、すぐ洗えば落ちますが、ひどい汗じみの場合はアンモニアの0.3パーセント溶液で部分洗いを。絹物やウールものはザブザブ洗えないので、タオルを下に巻き、まずベンジンで脂肪分をとり、次にアンモニアの0.3パーセント溶液でたたくように拭いてから酢酸の0.3パーセント溶液で中和しますときれいに汗じみがとれます。
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