今泉若返り学級のおとしより達が市立丸火青少年の家のふとん修理をはじめて3年−。ことしも4月12日に今泉公民館で、ふとんの修理を行いました。
今泉若返り学級は、今泉公民館が行っている高令者学級で、現在、会員は男女合わせて約70人。毎月お茶を習ったり、健康管理や修養などの講座を開いたりするほか、県内の史跡めぐりや囲碁大会などを開いてお互いに親睦を深め合っています。
3年前、修業式を丸火青少年の家で行ったとき、こども達の使うふとんが汚れたり、いたんだりしていたため、その後、糸と布切れを持って修理に行ったのがきっかけで、それ以来、毎年ふとんの修理をおこなって、ここを利用する青少年団体から大変喜ばれています。たまたま、この話を聞いた同じ今泉第1地区の婦人会が協力を申し出て、最初のうちは一緒に丸火まで出かけて食事の仕度をしておとしよりの労をねぎらっていましたが、ことしは、地区内の一般家庭をまわって使っていないふとんの寄付をあおぎ、ふとんと現金を援助してくれました。思わぬ協力に喜んだ若返り学級のおとしより達は、さっそく綿を打ち直し、新しい布地を買って約20枚ほどのふとんをつくり、青少年の家へトラックで運びました。おとしより達は、“昨年も70枚位のふとんを修理しましたが婦人会とわたし達のこのささやかな善意がこども達に通じて、みんなが立派なおとなになり、よい市民になってくれれば……”と楽しそうにふとんづくりにはげんでいました。
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( 写真説明 ) おとしよりが善意のふとんづくり
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