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【広報ふじ昭和51年】特集 さけよう! 無理な登山と単独登山

 夏山登山は本当に楽しいものですが、気象の変化と体力の消耗が思わぬ事故をひき起します。手近かに富士山と愛鷹連峰をひかえた当市では県山岳連盟遭難防止対策協議会富士支部が、夏山シーズンに備えて去る6月に愛鷹山で山岳遭難救助訓練を行い、登山道の整備など遭難防止に万全を期しておりますが、登山者のマナーを守り楽しい登山をするよう呼びかけています。

▲登山のマナー
・単独登山は避け、習熟したリーダーと。
・登山計画書を出そう。差出箱のない入山点では最寄りの警察署・市役所、商店などへ。
・天気予報を聞き、無理な登山は避け、途中で引き返す勇気をもとう。
・万一遭難事故が発生した場合は、事故者の至急手当と同時にもよりの部落まで連絡員をだして警察に急報すること。
・愛鷹山野猿沢の沢登りは初心者にはムリである。また、割石峠の下りは十分注意すること。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 遭難救助用無線交信地点の選定もしんちょうに……

水の事故あなたの注意が子どもを守る

 夏休みを前にして、7月1日(国民安全の日)から7日まで水難事故防止強調週間が行われ、県教育委員会は県下の各学校に水難事故防止の通達を出しました。しかし、夏休み中は何といっても家庭での注意が一番かんじんであり、これだけはぜひ注意してやってほしいと各家庭に次のように呼びかけています。

各家庭でぜひ話してやって欲しいこと
(1)健康を害している場合はもちろん、空腹、疲労時、食事や激動の直後、月経の時には泳がせぬこと。
(2)水泳に行く時は、必ず水泳に自信あるものと同行し、事前に家庭に行先、帰宅の予定時間、同行者を知らせておくこと。
(3)危険な場所、禁止区域、不潔な場所または未知の場所では泳がないこと。
(4)水に入るときには、必ず準備運動を行なうこと。
(5)水に入るときには、徐々に入ること。
(6)1人はなれて泳がないこと。
(7)水泳中は絶対にわるふざけしないこと。
(8)長時間、水の中に入っていないこと。
(9)炎天下では日射病の予防に留意すること。
(10)飛び込む時は、水深、水中の危険物の有無をよく確かめること。
(11)けいれんを起したり、おぼれた人を見たときは、大声で助けを求めること。また、人を助けるときは、大ぜいの人の協力を求めるようにすること。
(12)水泳後は、真水で洗体、洗眼すること。
(13)水泳に自信のない者は、必ず浮輪等の救助具を携行すること。
(14)女子の場合は、あまりはでな水着を用いないこと。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 超満員の市民プールでかたときも目をはなさず安全を見守る監視員
添付ファイル
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