【広報ふじ昭和49年】第1回壮年マラソン大会 マイペースで全員完走
第1回壮年マラソン大会を11月23日、元吉原海岸堤防で行いました。
74才の半場良平さんを最年長者に、35才以上の女性をまじえたマラソン愛好者64人が参加し5キロメートルメートルと10キロメートルに挑戦しました。午前9時半、東田子の浦駅南の柏原海岸堤防を一斉にスタート、5キロメートル組は元吉原小学校付近で折返し、10キロメートル組は田子の浦港で折返しさらに東へ走りました。
参加者のほとんどがマラソンを始めたのは健康なからだづくり、運動不足を解消するためとあって、自分のペースに合わせた健康マラソン。何キロメートル走っても同じペースで黙々と走り続ける確実派ぞろいで、ひとりの落ご者もなく全員が完走しました。
表彰式もなごやかに行われ、全員に完走メダルと記録証を手渡し、健闘をたたえました。なお、優勝者は次のとおりです。
5キロメートル 秋森利朗さん(鮫島)
10キロメートル 中村政美さん(北滝川)
毎月2回トレーニング会 あなたも参加しませんか
富士走ろう会では、毎月第1日曜日の午前8時と第3日曜日の午後2時、東田子の浦駅南の舶原海岸に集まってトレーニング会を開いています。みなさんも体力づくり、運動不足を解消するために参加してみてはいかがですか。
予想を上回った参加者
半場良平さん(柏原・74才)
- 写真あり -
こんなに大勢参加してくれたので開いたかいがありました。はじめは60才以上の人を対象にしようと思ったけれど、若い人も体力づくりと思い35才以上にしてよかったですよ。走ろう会の会員は、発足した時7人しかいなかったけれど、今では35人。この様子ではどんどん増えてきますよ。
今日参加した人達は、自分の体力をよく知っているから無理をしないし、記録は二の次、走ることをほんとに楽しんでいる人ばかりですよ。これから多くの人に呼びかけ、仲間を増やしていきます。
走ったあとは気持がいいね
熱川しゃうさん(駿河台・65才)
- 写真あり -
おばあちゃん頑張れの声援に、手を上げて答えるほど余裕たっぷりゴールインした熱川しゃうさんは、オイッチニイ、オイッチニイと号令をかけながら5キロメートルを完走しました。
しゃうさんはご主人の八郎さんと夫婦そろって参加。おじいさんは10キロメートル、私は5キロメートル、枯木も山のにぎわい、60の手習いですよとニコニコ顔。「走ったあとほんとに気持がいいですね。今まで走ろうと思ってもなかなか機会がなくて、今日はよかったですよ。ほんとによく走ったと思います。これからもできるだけ参加します。」と元気一杯でした。
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