市内で現在登録されている自動車は7万4,279台(49年3月31日現在)これに自軽車を含めるともう数えきれません。自動車台数の増加にともない交通事故も増え続けてきました。このため道路や交通安全施設の整備を進め、増加する事故対策を行なっています。ところが、交通安全施設が多くなるにしたがい、こわされる施設も増えてきました。
ドライバーのみなさんにとって、道路反射鏡(カーブミラー)やロードフラッシャー、案内標識などの安全施設は、大切な物ばかりと思います。よく事故を起こした人が「カーブミラーがあったら」「道路が明るかったら」などと言います。何気なく使っているものが大変役立っているわけです。
事故などでこわれた時は、こわした相手がわかるので、なおしていただいています。しかしいたずらやちょっとした自動車の接触などでこわした場合、だれも見ていないと、こわした人がわからず、市や県でなおさなければなりません。
たとえば.カーブミラーを新しく設置すると約3万5,000円カガミの取り変えだけでも1万7,000円ぐらいかかります。
そうした費用のことばかりでなく、安全施設は危険な場所や注意してほしい所に設置してありますから、こわされても補修しなければなりません。いたずらでこわしたりするのは、絶対やめてください。
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( 写真説明 ) ■事故のまきぞえに合ったガードレール
( 写真説明 ) ■センターポールは25本こわされ補修費が23万円かかりました
( 写真説明 ) ■道路標識の破損はいたる所で見られます
( 写真説明 ) ■1年間で10か所もこわされたカーブミラー