浮島沼で特別天然記念物のコウノトリが見つかった2、3日あと、小笠郡城東村で撃ち殺されたそうですが、この事件が富士市で起らなかったことを非常に喜ばしく思っております。しかし、危険は多分にあったと思います。年ごとに野鳥の少くなる今日このごろ、せめて浮島周辺の開発をやめ、禁猟区に持定して、野鳥の天国を残してやりたいと思います。
夏に鈴川海岸から須津方面を車でみて回りましたが、無残な海の色、よごれ放題の松林、また浮島沼の一部は工業団地になるとか、現在中学や高校生ぐらいの子どもたちが釣りを楽しんだあたりは、すっかり工業地帯となってしまいます。
自然のない富士市、これでは豊かな心を待った若者を育てる事はできないと思います。金もうけは必要ですが、富士市は余りにも走り過ぎているのではと感じました。自然のせまくなった場所で、猟銃をブツ放すこと自体が、常識を超えているのではないでしょうか……。 (和田町2・主婦)