私たちの最も怖いものに衛生舎の汲取り人があります。ものがものだけに。どんなに威張られても平身低頭…。そんな時、大変うれしいことがありました。
さきごろの汲取日のことでした。2階のトイレがつまって使用しないでいたところ、その汲取人が2階から身体を半分以上もトイレに入れ、掃除してくれました。別にたのんだわけでもないのに…。
いっぱいつまっていたスリッパや石などに驚きましたが、私はその人の親切がうれしくてなりませんでした。そこで料金のほかに御礼を渡したところ「よろこんでいただけれはそれで良いです。少しでも人のためになれば…」といわれました。
そんな身近かなところにも奉仕の場があるということを、教えられた思いがしました。それからは、私も少しでも人のためになることをと、考え、行動するようにしています。
市のことを言えば、良い吏員もいるけれど、なかには威張っている吏員もいるようです。職員が多ければいろいろな人がいると思いますが……。しかし、このごろの富士市は楽しいことが多い。過日のような植木市はもっとやってほしいと思いますし、川に魚を放すことなどもさわやかに感じられます。こうした市政をいつまでも続けてください。 (和田町・主婦)