わたしたちの「住所」を表す現在の「大字・地番」はとかくわかりにくく、人の訪問、集金、配達などの業務にも支障がでています。そこで、わかりやすい住居表示にするため、富士市では、第1次整備事業として、43年に富士駅北周辺地区を、44年5月から吉原地区の中心街を新しい住居表示にしました。
今年度は今泉地区と原田地区の市街地を新しい住居表示にするため、準備を進めています。実施する地域は田宿、御殿、吹上、寺市場、一の宮町、立小路、栄町、富士見町、水の上、仲町1・2、泉町、鍛冶町1・2・3、上和田町1・2、和田町1・2、緑ヶ丘、新橋、依田橋、春日町、字東川1・2・3、字東川本町、西滝川の29町内です。対象面積は183万平方メートルで、人口は15,058人、世帯数は4,401世帯です。
新しい住居表示を行なうためには「住居表示審議会」を設置しました。審議会は、市議会議員6名、警察署や法務局などの公益代表4名、知識経験者3名、地元地域代表8名、市職員4名の委員で構成されています。
審議会では、新しい町の町界や町名について協議をします。この審議会で討議したことを地元のみなさんに納得していただくため話し合いをし、新しい住居表示を実施します。わかりやすく、便利な住居表示にするため、地域みなさんのご協力をお願いします。
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