天間北に建設中の天間沢橋の渡り初め式が、5月27日、斉藤市長をはじめ関係者80人が出席して行なわれました。
渡り初めは、久沢東の芦沢家の三代夫婦を先頭におごそかに行なわれました。
天間沢橋は、野菜指定産地出荷近代化農道整備事業の、天間韮久保農道の一環として建設されていたものです。延長は18メートル、幅員6.5メートル、高さ13メートルの鉄筋コソクリート造りで、総工費は約1,600万円でした。
天間地域の畑地は約38ヘクタールで、生産されるおもな生鮮野菜はキャベツ、ダイコンです。ところが、この地域の農道は幅員がせまく、こう配が急なうえ、排水施設も不完全です。このため生鮮野菜の流通機構を改善し、経営の合理化をはかるため、昭和40年から野菜指定産地出荷近代化農道事業が実施されました。
天間韮久保農道は、この基幹農道として昭和41年から4か年継続事業として改良工事がすすめられてきました。旧農道は幅員が3メートルから4.5メートルしかありませんでしたが、これを幅員6メートルに拡幅するとともに、こう配をゆるやかにします。総工費は3,800万円(1,600万円は橋梁費)で、総延長は1,694メートルです。なお、舗装も近く行う予定になっています。
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( 写真説明 ) 写真=上は渡り初めを行なう芦沢徳太郎(85歳)・にな(85歳)、進一(64歳)・とき(62歳)、乙司(35歳)・つや子(34歳)さんの3夫婦。下は完成した天間沢橋。