25日から受付開始
“住宅難の解消”と石坂町北方にマンモス団地を建設中の吉原市と県住宅公社では、昭和39年度分の市営および県営住宅が、いよいよ今春3月中旬に完成入居の見込みとなりましたので、市建築課では入居希望者の募集を1月25日から2月6日まで行うことになりました。
この住宅は、市営、県営共に第一種(6畳、4・5畳、3畳)、第二種(6畳、4・5畳)の2種類がありますが、いままでとかくいわれた公営住宅は、間どりが悪く、住みにくいという風評をなくし、合理的につくられているモダンな簡易耐火住宅です。
入居資格は、家賃、手続きは次のようになっています
◇所在地は、広見町(茶木平)および三ツ倉南町(中野宇ニ子)
◇募集戸数は
市営 第一1種 5戸、第二種 14戸
県営 第一種 8戸、第二種 7戸
◇入居資格は
(1)市内に住所または勤務場所があり、2人以上の世帯を構成し、規定の家賃、諸経費を支払う能力があって次のどれかに該当するひと
(イ)危険なところ、不衛生なところに住んでいる人
(ロ)間借りのために、たいへん生活に不便をしているひと
(ハ)部屋数が少なく、衛生面や風紀、教育の面で困っているひと
(ニ)正当な理由による立ち退きの要求をうけ、適当な立ち退き先のないひと
(ホ)通勤に不便を感じているひとや、多額の家賃で生活に困っているひと
(2)入居者やその家族の月額平均所得が、3万6,000円以下2万円までは第一種住宅2万円未満のひとは第二種住宅に入ることができます なお扶養親族一人について2,000円控除されます。
(3)税金の滞納のないひと。
(4)市内に居住し、申し込み者以上の収入のある保証人2人を必要とします。
◇家賃と敷金は
市営 一種 4,000円位、二種 2,800円位
県営 一種 4,500円位、二種 3,100円位
敷金は市、県営いずれも家賃の3ヶ月分です。
◇受け付け期間は
昭和40年1月25日から2月6日まで。
※くわしいことは市建築課へお問い合わせください。
先号でお知らせしましたが、昭和40年度中間農業センサス統計調査が2月1日現在で行われます。
吉原市では、331の調査区を331名の調査員が、調査票の記載をお願いすることになっています。
調査の対象は、5畝(先合の5反は誤り)以上の農家と1年間の農業生産販売額が3万円以上の農家です
調査事項は次の通りです。
◇農家調査は
世帯人員の状態と農業雇用労働力、農林業用地、家畜、農業用資材と機械その他の施設、農林業生産物
◇農業集落状況は
共用土地とその利用状況
◇大規模農家調査および団体経営体調査は
経営形態、農業労働力、経営土地、農業資金、技術、収入および資材、機械その他の施設
◇センサスについてのお問い合わせは商工課へ
1月15日は“成人の日”です。
日本国民は、20歳になると法律の上でも成人として一人前の扱いをうけ、名実とも社会人として出発することとなるのですが、20歳になって忘れてはならないことのひとつに、国民年金の加入者になるということです
国民年金は、20歳から60歳までの日本国民で、厚生年金や共済組合などに加入していない人たちが、必ず加入しなければならない年金制度です。
20歳になった方は、年金など遠い将来のことだと考えがちですが、すでに各年金制度の通算制度が設けられ、将来厚生年金や共済組合に加入しても国民年金が掛け捨てにならないように措置されています。また老令年金の受給年令前でも、国民年金保険料を1年1ヶ月から1年3ヶ月以上納入している場合は、障害年金、母子年金、遺児年金などが支給されるように、制度も次第に改正されてきています。
国民年金制度を再認識して、加入手続きを忘れないようにしましょう。
◎国民年金の事務は保険課で取り扱っています。
吉原市選挙管理委員会(市役所市民課)では、農業委員会委員の選挙人名簿の縦覧を次のように行います。
◇期間 1月20日から2月3日まで
◇時間 午前8時30分から午後5時まで
◇場所 市役所市民課
なお、この名簿には吉原市に住所があり、昭和20年3月6日以前に生まれたひとで、1反歩以上の農地を耕作しているひとと、その同居の親族またはその配偶者で、1年間に60日以上耕作に従事しているひとが記載されています。
※選挙管理委員会は内線26番。
初春恒例の吉原市消防団出初式は1月5日、今泉小学校々庭で斉藤市長ら消防関係者500人が参加して行われました。 式は望月虎一副団長の開式のことばにはじまり、出動人員の報告、後藤県消防協会長、漆畑富士支部長がそれぞれ消防功労者、協力者に表彰状や感謝状の贈呈を行うと、まず11分団(稲垣分団長)が見事な小隊訓練を被ろう、小林、羽田分団長の指揮で各分団のポンプ操法、諸星分団長の総指揮で分列行進を行いました。斉藤市長は「常に消防技術の向上に努め、市民のために頑張ってもらいたい」と挨拶し青木消防長の告示、放水訓練を行うことなど“炎と闘う男たち”は晴れ姿を市民にみせてもらいました。
‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・胸を張り堂々と行進する炎と闘う男たち(今泉小)
“富士おろし”が吹きまくり、落葉が深くなると本格的な山火事の季節です。
山火事の怖さはいまさらいうまでもありませんが、その発生原因の80%がたき火、タバコの不始末ということです。
市林産課では、この山火事事の発生を少しでもなくそうと、市内の林道付近に多くの火災予防標識を設置していますが、最近この標識を猟銃で撃ちこわすひとがあります。
山火事の恐ろしさを考えて、今後このようないたづらは絶対しないようにお願いします。
市教育委員会では、2月6日から3日間、市内の小中学生の美術展を市民会館で開きます。
この美術展には、昨年10月末に米国カリフォルニア州イーストウイッター市から送られた約50点の絵画と、日本版画連盟の月見里茂先生が所蔵している版画集が同時に展示されます。
市内の小中学生の美術教育の振興を目的とする、この美術展に多数の児童、父兄の参観を希望しています。
▽会期 2月6日から8日までの3日間
▽時間 9時から17時まで
▽会場 市民会館、第一会議室
※お問い合わせは、学校教育課へ
役所の窓口も合理化の名のもと事務の統一が行われていますがまだまだ役所内のことがよくわからないため、相談ごとがあっても足が遠のいてしまう方が多いようです。役所は市民の手足となるサービス機関です…。
そこでみなさんに役所を大いに利用して、親しんでいただくため今月から各課の事務を紹介することにしました。単に役所といっても本庁で15課、出先機関を含めると27を数えます。
この号では、みなさんの一番身近な問題をあつかっている衛生課をのぞいてみました。
◎衛生課の巻
‐ 写真あり ‐
(写真説明)・・・写真は活躍する清掃員
衛生課は、本庁舎中央路を通ってつき当りで、西条課長以下60余名の市役所一の大世帯です。
みなさんが市内のあちこちで見かける“吉原市役所”と白い字でかいた青色の清掃運搬車。この車に乗って、山のようにでるゴミをいやな顔もせず集めてくれる清掃員のおじさんたち、この人たちが、環境衛生第一係員です。ゴミの山と悪臭、その中で毎日を送っていますが、直接みなさんの生活に結びついている市政の第一線をうけもつ大切な仕事です。また、し尿汲み取りに対し、「料金が高い」とか「態度がおうへいだ」という苦情があると、市が委託している汲み取り業者に注意をうながしたり、適切に指導しているものもこの係です。
この第一係員によって集められたゴミを焼却したりし尿を衛生的に処理したりする大淵の清掃作業員も衛生課の所属です。
夏になるといつも私たちが悩まされるカやハエの駆除あるいはカやハエの繁殖する原因となる汚れた河川の清掃、これらは環境衛生第二係の仕事です。
レントゲン車を巡回して行う結核の健康診断や、狂犬病の予防注射を行う予防係、乳幼児をもつ母親のための健康相談や、農村地域の栄養相談を受けもつ保健婦さんのいる保険施設係なども衛生課に属しています。どの係をとってみてもみなさんと関係深い仕事をしています。どんな小さなことでも係員が相談に応じますので、聞きたいこと、苦情のある方は、お気軽におでかけください。
※電話は衛生保健・予防係が内線12番、清掃・防疫係が内線13番
男 4万4,522
女 4万3,620
計 8万8,142
世帯数 1万9,412
青少年育成標語 青少年は国の花、みんなきれいに咲かせましょう