広報よしわら 昭和41年11月に富士市と鷹岡町と合併した吉原市広報紙の全記録

昭和38年 5月20日発行 内容

能率的に体質改善 近代化する市役所の機構

 近年における急速な成長と経済時代の進展、人口の増加による地域社会の広範化など、市の自治体行政は、その能率化、近代化の必要にせまられ、
(1)市民に対するサービス
(2)事務改善にともなう業務の集中化
(3)行政の能率的執行の向上
(4)限られた庁舎の高率的に利用など基本方針のもとに“よりよい市民サービスの向上”地方自治の健全な発展“を期すべく、市の行政事務一本化を以前から企画していました。
 それが去る4月開かれた吉原市臨時議会で、市役所課設置条例の一部改正案として提出、可決されました。
 これにより社会課、衛生課、保険課は廃止、新たに保健課、環境衛生課、年金課が設置され、農産課、農業委員会事務局は農政課に改められ、5月6日より執務も開始され、“明るい市政は市役所から”をモットーに、よりいっそう市民のよりどころとなります。

市民にサービス 事務の集中化はかる

 改正になったものを順次説明すると、

◎社会課を廃止
 昭和28年社会福祉事業法の制定により福祉事務所が設置され以後社会課と併立して業務が行われて現在に至りました。しかし市民福祉の向上を一段と押し進めるため、市における福祉事務所の機能充実に迫られ、今回の改正を機会に廃止されたものです。

◎環境衛生課を新設
 清掃作業所の新設により、施設の高度利用と市民の環境衛生の万全をはかるため、旧衛生課環境衛生部門を独立させ、当分のあいだ“環境衛生課”として清掃作業所内に移し、作業所の管理もあわせて行います。

◎保険課を新設
 従来、衛生課が行っていた予防衛生業務を主体として旧保険課での保険施設係、国民健康保険給付および資格係をあわせ、保険衛生行政を担当します。

◎年金課を新設
 国民年金係の担当事務のぼうだいさからみて現在の年金係員ではとうてい処理しかねないのが実情これを拡充、独立させて社会課の旧軍人、軍属恩給関係、総務課での一般恩給関係を一括運営します。

◎農産課、農業委員会事務局を廃し農政課とする
 この両課は、共通性ある極めて深い関係にあり、分立して業務を行っている不合理さをなくし、農業行政の一本化をめざします。

‐ 図あり ‐
( 図説明上)・・・各課案内図
( 図説明下)・・・改正後の機構図

242名が異動(人事)

 機構の一部改正にともない、事務の合理的配分に必要な人事異動もおこなわれ、機能の充実、強化をめざします。
 これは行政事務のマンネリズムをさけ、清新な気風を吹きこみ、意欲的な向上、研究態度を作るための措置とされ、次の242名が異動しました。