のびる紙・輸送用機械
昨年の工業統計調査
商工課では、一月中に調べた昭和36年における吉原市の工業統計調査産業別事業所の生産出荷状況が別記の表のようにまとまりました。
この調査によりますと、工場新設拡充などにともない工場数も前年の571から612と41の事業所が増加(増加率7%)していますが、製造品出荷額も35年の566億7,540万1,000円から124億7,656万7,000円多い実に691億4,206万8,000円とおどろくべき数字を示しています。このうち増加率がもっとも多いものはやはり紙、パルプ、紙加工品などの関連品産業で、前年の222工場から31工場多い253工場(増加率14%)生産額も327億円から約50億円多い376億円(増加率15%)つづいて自動車及び部品などの輸送用機械器具関係も57億円と主要産業はいずれも増加しておりさらに、従業員もこれに比例して、17,152人から759人多い17,911人と増加しています。
また、これを産業別にしてみますと、紙、パルプ、紙加工品関係がもっとも多くて11,037人つづいて輸送用機械器具の2,600人、鉄工業関係の1,203人の順となっており、この数字からみても工業都市として今後益々発展してゆく吉原市の姿がうかがわれるわけです。
なお、この調査は、通産省が日本の工業の実態を明らかにするために行っているものですが、この結果は当市の概数であるため、通産省から公表される数値と少しことなる場合がありますからご了承下さい。
‐図表あり‐
(図表説明)・・・昭和36年工業統計調査
- 写真あり -
(写真説明)・・・金子市長
吉原市長金子彦太郎氏(青少年保護育成連絡会長)は青少年の保護育成及び一般防犯に積極的功労があったとして、来る26日埼玉県浦和市で開催される関東地区防犯協会連絡会(会長黒川武夫)の総会席上で表彰される。
静岡県防犯協力会(会長斉藤寿夫)は37年度の県内防犯協力者に対してこの程感謝状を贈ったが、県東部関係では吉原市の青少年保護育成連絡会所属の左記1団体2個人が感謝状を受けることになり近く金子市長から伝達される。
◇団体
原田地区青少年問題対策委員会(代表者 市川儀作)
◇個人
柴勝男=中里3丁目(補導員として善導につとめた)
松下貞雄=増川町2丁目(前記に同じ)
- 写真あり -
( 写真説明 ) ・・・青少年の愛の標柱
4月16日から13会場で
衛生課では、4月16日から30日まで、犬の登録と春の狂犬病予防注射を次の日程で行いますから、犬を飼育している方は、犬の手帳を持参して必ずもよりの会場でうけて下さい。
該当する犬は、生後3ヶ月以上の犬です。
☆料金
1頭につき
登録料=300円
注射料=100円
計400円
☆時間
どの会場も午前10時から午後3時まで、但し(浮島東小学校と吉永第二小学校は12時まで)
☆日程
16日=柏原幼稚園
17日=鈴川公会堂
18日=須津支所
19日=吉永支所
20日=原田支所
21日=浮島東小学校
23日=今泉小学校
24日=大淵第一小学校
25日=神戸小学校
26日=伝法小学校
27日=市役所
28日=吉永第二小学校
30日=市役所
子供の遊び道具の一つに花火がありますが、花火といえば、つねに危険がともなうことはいうまでもありません。
最近では、火災の原因の一つに子供の火遊びが流行している実情から、この原因となる花火遊びについて、県警青少年環境整備審査会では、各ご家庭に対して、これらの所持、また使用させない指導と注意を強く望んでいます。
花火のうち、煙幕爆弾「2B、BOMB」は、児童の間で「ロケット遊び」として流行しており、花火自体は、現在青少年を直接殺傷したという事例はありませんがすでに去る1月3日、24日、2月5日に浜松市内で、1月27日には沼津市でこの遊びから火災が起きております。
また、この花火は長さ6.5センチの細長い円筒形で、マッチとおなじようにこすると(何とでも)発火し約20秒間煙をはき出し、最後にはかなり大きな音をたてて爆発する危険なものです。
国民年金の保険料の納め方は、印紙を年金手帳にはって保険課、又は各支所で検印を受ける方法で行っています。
この納め方は、その年度の分を翌年度の4月30日までに納める場合のことですが、4月30日までに保険料を納めませんと36年度分の保険料は印紙による納付の取扱いはできなくなり、一般の税金と同じような方法で徴収されます。また納めるのに大変手数もかかり延滞金もとられます。
なお、任意加入者が保険料を納めないと国民年金による将来の保障」を得られないままやめなければなりません。また不幸にして大ケガをしたり、母子世帯となった場合に支給される障害年金や母子年金が5月から支給されますが、このような事故の保障は36年度中の保険料が各納期までに納っていませんと保障は受けられません。
最近、ビル、アパートなどの中高層建物が続々と建築されておりますが、これらの建物の多くが専門家の手によって設計建築される関係上、水道設備についても同じように工事竣工後になって始めて給水の申込みをされるむきがみえてまいりました。そこで、吉原市の給水条例には「工事の設計及び施行は申込によって市長がこれを行う。但し市長の許可を得たときはあらかじめ市の審査に合格した設計に基づき申込者側で施行することができる。又前項但し書きの規定により申込者側で施行する工事は、市の認めた給水工事業者に施行させ竣工後直ちに市の検査を受けなければならない」とあります。
給水工事を計画される場合は、事前に水道課へ設計図を添えてお申込み下さい。そして、お互いに充分研究討議の上、完全な施設となるようにして下さい。
「私は量水器、この家の家族として台所の片すみに住むようになったのは、この家のご主人が市役所の水道を使うようになってからです。
でも、私とおなじように市内の各ご家庭に住みついたなかまたちは大変そこの家族にかわいがっていただいているのに、私はいつも重たい薪や漬物桶の下敷きにされて仕事をさせてくれません。
今月も、もうすぐ市役所のおじさんが私の顔を見にきてくれるというのに、おじさんはきっと困るでしょう。
それよりも折角この家の家族となったのに、お母さんはどうして私に仕事をさせてくれないのかな一体水道料金の支払いはどうするのでしょう。
早く私の顔が市役所のおじさんにみえるようにして下さい。」
このように量水器は、みなさんがお使いになる水道使用量を毎月の検針によって測定し、料金算定の基本となる一番大切な役割を果たしている計量器です。
量水器は、みなさんがお使いにんる水道使用料を毎月の検針によって測定し、料金算定の基本となる一番大切な役割を果たしている計量器です。
水道課の係員が毎月ご家庭にお伺いして検針を行っていますから量水器はいつも見やすくしておいて下さい。
このごろの気候は、雨が少なく空気は極度に乾燥して、火災になりやすい危険が増大してきます。
火災の原因は「こんなことが」と思われることで出火することがよくあります。
そこで、今日は火災予防の一つとして「テレビの上手な扱い方」について述べてみましよう。
◇置き場所は、ホコリの少ない場所へ
テレビの内部まで、家庭ではなかなか掃除することができません。
特にテレビの内部には、高圧部分がありますから、半年に一回ぐらいは専門家に掃除していただくことが大切です。
余りホコリが多いと絶縁を悪くしたり、これに花火がとんで着火することもあります。
◇風通しのよいところへ
テレビの電力消費量は、約150ワットの電力を消費しますから、150ワットの電熱器と同じように考えてもよいわけです。
したがって、板壁など特に可燃物から15センチ以上離しておいて下さい。そうすれば音質もよくなり、耐久時間も長くなります。
▽果てしなき戦線 鶴見俊輔 著
日中戦争から太平洋戦争へ、戦線は拡充し、日本は史上最大の賭けに一切の国力を傾けましたが、不幸にして敗れました。ここには、民俗の栄光と悲惨、戦争の生んだ幻影とその苛酷な現実が体験者の記録を通じて浮き彫りされています。
▽ステプストン物語 鶴見和子 著
ありあまる資源をもち、健康そのものの人々が住むカナダ、その一角に移り住んだ日本人たちは何を考え体験したか、未来の世界市民像を描く清新な随筆です。
▽あなたは何を遺伝するか 湯浅 明 著
親族のなかに遺伝性の病気があるとか、また結婚問題が起こった場合など遺伝ということは不安な思いをさせる。こうした不安に答えるために、複雑な遺伝現象をわかりやすく、人間に関する遺伝の実例をあげながら、メンデルをはじめとする遺伝学の理論と一般的な知識を得るように書かれています。
▽花見酒の経済 笠 信太郎著
無味乾燥にみえる経済という現象が、著書の筆を通すと不思議に新鮮な息吹きをとりもどすおだやかな筆致、ゆとりある態度、やかましい術語を極力拝して、読書の身近かに事象を引寄せる手法で書かれています。
▽世界の歴史 大戦間時代 猪木 正道 著
第一次世界大戦は、ヨーロッパを中心とした一つの時代に終止符を打ち、今日から更に将来にまで及ぶ一つの時代を開いた第一次世界大戦の悲劇もその大半の原因をこの間にはらんでいるばかりでなく、今日の米ソの対立も、また現代史の課題として描かれています。
若さと希望にみちた青年時代に尊い体験として、また職業として意義ある自衛隊での生活によってあなたの将来への基礎をつくりましょう。
“私達の街”を“私達の熱と努力”で明るい住みよい街にいたしましょう。川やミゾには絶対にゴミを捨てないで下さい。