11月20日は投票日
責任あるあなたの一票を
総選挙の投票日は数日後にせまりました。今度の総選挙には、各方面から非常な関心がよせられています。それは、この選挙に議会政治の再建、すなわちわが国の民主主義の将来につながるものがかかっているといわれているからです。このような重要な選挙に直面して、私たちは主権者としての自覚をあらためて認識せずにはおられないでしょう。政治は私達一人一人のものです。このことを具体的に表すチャンスが数日後にせまった投票日なのです。私達はこのことをしっかりと認識して責任のある正しい一票を行使しましょう。正しい一票が正しい代表者を生み
富士市選挙管理委員会委員長
花崎年雄
11月20日は「衆議院議員選挙」と「最高裁判所裁判官国民審査」の投票日です。
日本の国を明るく住みよい国にするかしないかは、この一票が決めるのです。有権者の一人一人が自覚し、みんなそろって投票しましょう。
「一票にわが良識の精いっぱい」
衆議院議員の選挙は100日選挙といわれ、公示と同時に終盤戦といわれるほど、いろいろの違反が多いと言われています。
私たち選挙人は一人のこらず「買収」や「情実」にとらわれることなく、立会演説会を開いたり、選挙公報を読んだりして、正しい判断と自由な意思で本当に国の政治を行ってもらうにふさわしい人を「清き一票」で選びましょう。
最高裁判所裁判官国民審査の投票も別項の説明をよみ必ず投票しましょう。
市内異動者の投票は旧住所で
こんどの選挙には、去年の9月に作った選挙人名簿が使われます。その後住所を異動しても、選挙人名簿は1年間はもとのままになっています。
投票は、名簿にのっている投票所ですることが原則になっていますから移動前の投票所で投票しなければなりません。
入場券に投票所が書いてあります。よく確かめて間違えないようにしましょう。
前回の投票率
前回の総選挙は、昭和33年5月22日に行われました。この時の富士市の投票率等は次の通りです。
一、有権者数
男 11,762人
女 12,547人
計 24,309人
一、投票率
男 87.49%
女 83.71%
計 85.54%
‐ イラストあり ‐
(イラスト説明)・・・みんなで候補者を研究
衆議院議員の選挙と同時に最高裁判所裁判官の国民審査が行われます。今度審査に付される裁判官は8名です。一体、この国民審査とはどの・謔、な制度でしょうか、以下間単に説明してみましょう。
最高裁判所には、長官を入れて15人の裁判官がおります。この人たちは内閣によって任命されたものです。
この任命された裁判官を信任するかどうかを決めるのが国民審査です。これは民主主義のもとの裁判制度ということをはっきりしめすものです。審査は各裁判官について、任命後最初に行われる衆議院議員総選挙のときに行われます。一度審査された裁判官がその後10年在職していれば、又、その直後の総選挙のときに審査に付されます。審査の方法は、やめさせたいと思う裁判官があれば、用紙のその裁判官の上に×の記号を書きます、そうでない裁判官については、何も書かないで投票します。