昭和40年　8月1日発行　内容

世帯と人口（40年7月1日現在）

面積　30.55平方キロメートル
人口総数　5万4,092人
男　2万7,730人
女　2万6,362人
世帯数　1万1,850世帯

全世帯に配布
この広報紙は町内自治会を通じ市内の全世帯にもれなく配布されております。皆さんのお宅に届かないときは部落の区長または市広報係までお申し出ください。

特集
用途・防災地域きまる　8月4日から実施

−図表あり−
（図表説明）・・・富士都市計画地域図
（図表説明）・・・建築基準法による用途地域内の建築制限一覧

　最近の富士市の発展はいちじるしいものがあり、加えて東駿河湾工業整備特別地域の指定、田子の浦港の開港とあいまって富士川用水事業、岳南工業地帯の表玄関口としての富士駅舎の改修と駅周辺の都市改造事業など産業基盤の整備により、ますます飛躍的伸展が予想されるので総合的土地利用と交通、衛生、保安、防災、経済活動等、市民の福祉増進を基礎に将来の住みよい環境、住みよい町づくりを目指し、次のような用途・防災地域の指定を受けましたので8月4日から実施します。
　なお、くわしいことは、直接、市役所土木課建設係へご連絡ください。

既存の建築物には制限緩和があります

別表の用途地域内の建築制限を受ける建物で増築または改築（すでに建てられている建物）する場合は、制限の緩和があります。

用途地域の指定
住居、商業、準工業、工業の4つに大別

　8月4日から法の適用を受け実施することになった用途地域の指定には、大きくわけて、住居、商業、準工業、工業地域などにわかれます。
◇住居地域・・・この地域は、閑静で保健的であり気持のよい生活ができるような目的をもっています。
◇商業地域・・・この地域は、商業の利便を増進し商店の繁栄を期待できること。
◇準工業および工業地域・・・この地域は、工業生産力を向上させて産業の発展を期し得られるような目的をもっています。
それでこれらの指定にともなって、つぎのような建築物等の制限があります。

−図表あり−
（図表説明）・・・用途地域および防災地域における敷地に対する建築面積の割合