広報ふじ 昭和41年11月に吉原市と鷹岡町と合併した富士市広報紙の全記録

昭和39年 10月1日発行 内容

水道料金の改正
10月1日以降から徴収

−図表あり−
(図表説明)・・・現行料金と改訂料金表

 市の給水戸数は本年3月31日現在で9,230戸に達し、その普及率は全戸数の81.6%という非常に高い比率を示しております。
 また給水量も年々増加し、1日平均の給水量は1万69立方メートルという記録をみせています。
 さて問題の水道料金の改正でありますが、この問題は本年当初より一般家庭に最も影響の少ない方法による料金改正が具体的に検討された結果、去る6月定例議会に上提され、原案どおり議決、6月30日に公布されました。
 この改正によって1ヶ月16.2立方メートルの水を使用する本市標準家庭の料金は現行260円60銭が2割弱51円増の311円60銭となりますが、1ヶ月10立方メートルの基本水量以内ですむ一般家庭の約半数は月額20円の負担にとどまります。実施の時期は、使用水量の減少する10月1日以降徴収するものから適用することになっています。
 なお今回の水道料金改正の主な理由といたしましては、

(1)都市給水人口の激増と1人当り使用水量の増加は給水量に於て当初計画の2倍半に達しこれに対応するための施設拡張費は企業債(借財)の元利償還金と共に水道事業経営に大きな負担となっている。
(2)もう1点は今迄年々上昇を続けてきた諸費用、給与等により大きく採算を割った料金を事業開始以来10年間一度も改正せずにきている。

 これらの2点の大きな理由から水道事業会計は、大きな赤字を抱え、一般会計予算から出資金(過去3年間で4,848万円)をもってその大半にあてられてきました。
 このような状態で推移した場合は、昭和46年度には累計赤字総額は実に5,000万円にも及び、予想される施設の不備からくる断水、減水こそ何よりも最も市民生活をおびやかすものであるとの結論に達し、最小限度の値上げを実施したわけであります。この改正料金でいきますと、大体のところ年間増収額は約1,200万円程度が見込まれ収支の均衡が保てる予定です。
 なお隣接の吉原市に比べてみますと、なおいずれの種別でも低く、平均して1立方メートル当り4円35銭安くなっています。
 参考までに現行料金と改訂料金表は別表のとおりです。

消防署 紙上公開シリーズ(7)
建築同意事務

−写真あり−
(写真説明)・・・火災報知器を点検する署員

 建築物を新築したり増築したり或は改築、移転、模様替、用途の変更をする場合は建築基準法によって建築確認をうけなければなりません。この建築確認をうける申請書類は確認になる前に消防署へ回付されます。消防署は回付されたこれらの申請書の内容を審査又は現場調査し防火の規定に適合していると確認に同意をします。この防火の規定には道路、敷地、建築物の構造、建築物の防火、延焼防止措置、或は消火設備、警報設備、避難設備等の消防用設備その他あらゆる関係法令中に規定されている火災の予防、消火に関する規定が含まれております。この建  消防署における昨年の建築同意処理件数は625件で、市の発展とともに年々増加する一方建築物の高層化、複雑化に伴い同意事務も次第に専門化されつつあります。

 又同意した建築物のうち一定規模以上のものは火災予防条例にもとづき完成検査を実施し消防署の同意した通り工事が行われているかどうかを検査しております。

おしらせ

◎国民年金 国民健康保険 の届出は
転入、転出または会社、工場へ入退社、出産死亡のときはかならず市民課窓口へ届けましょう。

◎行政苦情相談日 毎月10日と25日
 静岡行政監察局および富士市役所市民相談室では、毎月10日と25日の2回にわたって行政苦情相談所を開設しています。例えば恩給、国税、農地問題生活保護母子問題、福祉資金などで困っている方は気軽に市民相談室へお出かけ下さい。

−標語あり−
(標語説明)・・・貯蓄標語「くらしに工夫コツコツ貯蓄」