広報ふじ 昭和41年11月に吉原市と鷹岡町と合併した富士市広報紙の全記録

昭和38年 12月1日発行 内容

市勢の動き(38年11月1日現在)

面積 30.55平方キロメートル
人口総数 5万1,202人
男 2万6,077人
女 2万5,125人
世帯数 1万1,117世帯

財政事情の公表
あなたとの税金はこのように使われました
昭和38年4月1日から9月30日までの6カ月間

 皆様がお住いになつている市の財政は市民の皆様の尊い税金によつてその大半がまかなわれております。その税金を一体何に使つているのか、それによつてどのような利便をうけているかを知ることは市民の皆様の1番関心のあることと思います。そこで市では、市の財政が現在どのようになつており、また現在までにどのように変つてきているかということを、市民の皆様に知つて戴くために、毎年6月と12月の2回に亘り財政白書つまり市のお台所の状況を皆様にお知らせしております。今回は昭和37年度決算及び昭和38年度予算の概況、財産、公債及び

工業整備(特別地域)に指定 一大都市改造を推進

 最近における、当市の行財政の動向はめまぐるしく、特に田子浦港整備事業を中心とした、工業生産力の拡充並びに富士駅舎の改修とその周辺の一大都市改造計画、これに伴いまして都市計画道路の整備、富士川用排水事業等の推進により当市は、岳南地域の拠点となるべく、その都市的形態は逐次整備されてきております。又国においては当地域、即ち東駿河湾一帯を工業整備特別地域として指定し当市の前途は洋々たるものが予想されます。
 一方わが国の経済は、一昨年秋から政府の景気調整策の影響により、民間の設備投資が抑制され全般的には横這い状態でありまして、昭和37年度下半期に入つても急速な経済成長は期待し得られなかつたのであります。
 又当市財源の期間である市税収人も、電気ガス税が国の減税政策により、税率の引下げ及び非課税範囲の拡大に伴いまして大巾は減収となりました。又市民税における法人税割の減収の必至となり、市の財源は極めて悪条件の下にあります。このため今後の財政運営は、歳入における伸びの鈍化と歳出における著しい財政需要の増加との間において、いかにして収支の均衡を保ちつつ、行政水準の向上を図るかという困難な時期に立至っております。

一般会計予算のあらまし

 昭和38年度当初予算額は8億3638,000円であります。これは、前年度当初予算額と比較すると、僅少ではありますが480万1,500円の増であり、その割合は100.6%であります。又これを前年度最終予算額と比較しますと1億2,110万4,300円の減・ナあり、その割合は86.9%と大巾な減率となっております。
 このように本年度は、財源の極めて悪条件のもとに編成されました。その後6月17日の追加更正予算により1,258万9,500円の増加を見て今期末を迎えその額は、8億8,396万7,500円となっております。
 この増加の内容を見ますと才入では殆んどが繰越金を以って充て、一方才出では、土木費で約500万円の追加を行いまして川成島、五貫島道路改良工事費及び国久人道橋新設工事費等であります。次いで諸支出金において275万円ではこれは水道事業会計繰越金が主なものであります。又消防費において消防署庁舎建設工事費220万円があり、これらが主なものとなっております。

12月の歴史

1日(日曜日) ★丹那トンネル開通(昭和9)
2日(月曜日) ★ステイブンソン没(1894)
4日(水曜日) ★藤原道長没(万寿4)
5日(木曜日) ★ドイツの作曲家モーツアルト没(1791)
8日(日曜日) ★米、英両国に宣戦布告(昭和16)
9日(月曜日) ★夏目漱石没(大正5)
10日(火曜日) ★湯川博士、日本人最初のノーベル賞を受ける(昭和24)
11日(水曜日) ★百円銀貨の発行(昭和24)
23日(月曜日) ★夕張炭坑の爆発(大正元)
25日(水曜日) ★小野道風没(康保3)
30日(月曜日) ★文部省六、三三制を決定(昭和21)

用務員募集

◇募集人員 男女各1名(住込夫婦)
◇勤務場所 市立南中学校
御希望の方は当教育委員会へ履歴書を提出して下さい。
富士市教育委員会