広報ふじ 昭和41年11月に吉原市と鷹岡町と合併した富士市広報紙の全記録

昭和38年 10月1日発行 内容

10月みんなで共同募金  わたしもぼくも胸に赤い羽根を

 澄みわたる秋空のもと、目にしみるような赤い羽根の色、明るく、美しく、みんなそろつてしあわせにと、お互いの暖かい心を持ち寄り、からだの不自由な人たち、身寄りのない子供や老人、生活がとくに苦しい人たちなど恵まれない人たちが少しでもしあわせにくらせたら…
 これが共同募金、国民たすけあい運動の姿です。
 ことしもまた10月1日から12月31日まで全国一斉に赤い羽根共同募金運動がはじまります。
 ことし富士市の目標額は、120万円です。
どうぞことしもこの運動が立派なみのりを結ぶことができますよう皆さんの絶大な御協力をお願いいたします。

行楽期の火災予防

 10月は秋の行楽シーズンです旅行をはじめ運動会や、その他の行事がいろいろと行われます。旅行先、外出時の火の始末には次のことに注意しましょう。
「旅行」では
◇旅行先で宿泊するときは、火災のさい逃げ場を失うことのないよう旅館の非常口や避難階段、通路等あらかじめ調べておくこと。とくに修学旅行や団体旅行等では、引率者が非常の場合を考えて計画をたてておきましょう。
◇宿泊するときは火気の取扱に十分注意すること。とくに酒を飲んでいるときの寝たばこは絶対にやめましょう。
◇旅館側でも従業員に火災の通報要領、非難誘導方法、初期消火の方法などを指導し、万一の火災にそなえることが必要です。
「外出するとき」は
◇火の始末を完全にすることとくに電気器具類は、コードをコンセントからはずしておくこと
◇運動会では、学校の教室講堂などが使われ一般の人の出入りも多いので注意すること。競技や仮装の資材で燃えやすいものは、よく整頓し、喫煙は一定の場所で行うよう整備すること。

引揚者へ在外財産補償の請求

 引揚者の在外財産の補償請求問題については、各引揚者団体で引続き政府に強く要請運動を続けてきましたが漸く本年4月5日の閣議決定により臨時在外財産補償問題調査室が内閣に設置され調査には逐次具体化するものと思われます。
 これが促進につきましては、従来の関係上、引揚者団体の方で補償請求書の提出などで受付ており富士市内でも引揚者で給付金を支給された人は484名にのぼつておりますが、今回の在外財産補償請求書を提出、受理された者は僅かに162名とのことです。まだ提出していない方は、引揚者団体静岡県連合会富士市部(本市場、長谷川千万樹方)へ連絡してください。手続書類も用意してあります。

新局舎を建築 40年春には自動電話へ

 電電公社では、富士電報電話局を現在の共電式から自動式に切替するため新局舎を建設することになり、去る9月10日現在の局舎西側において関係者多数が列席して起工式が盛大に行われました。
 ・麹H費約4億1500万円をかけて延1393平方メートルの鉄筋コンクリート3階建てを建設するもので完成は明年5月下旬の予定
 この新局舎が完成しますと、現在の2400本の電話が40年春ごろには自動電話に切り替えられるほか、申込中の電話約900本も架設できることになります。

−イラストあり−
(イラスト説明)・・・ものしり一家