8月の声をききますと、例年どおり、いやな台風シーズンに入ります。
昨年は、かつての伊勢湾台風のような“大物”がなく比較的平穏にすぎましたが、決して油断は禁物です。いつ大きな災害がやってくるかもわかりません。
台風期に備えて私たちは常に十分な心構えをととのえておくことが大切です。
◇地形をよく確認しておく
台風のなかで最もおそろしいのは、大水や高潮です。これに材木が流れてくるような事態が加わると被害は更に増えてきます。そこであらかじめ海面や川の堤防の高さより低いところに住んでいる人は、堤防が切れた場所にはどうするかについて今からよく考えておきましょう。またガケの上や下に住んでいる人は、ガケくずれに十分注意して下さい。
◇避難場所の道順を覚える
避難する場所は、市の災害対策本部(市役所)であらかじめ決めてありますので、危険なところに住んでいる人は、避難場所へ至る道順をよく覚えておきましょう。
◇排水をよくしておく
土地の低いところや川の付近では、下水溝をよくさらい、水の流れをよくしておきましょう。
◇家屋やヘイを補強する
台風の圧力は非常に大きなものですから雨もりの箇所はもちろん、雨戸等も風に吹き抜かれないよう十分に補強しておきましょう。
◇食糧や着替など用意する
非常袋のようなものに3日分ぐらいの食糧と着替の衣類や飲料水、ホータイ、ガーゼ、傷グスリなどの医療品、懐中電灯、トランジスターラジオなどを用意しておきましょう。
◇避難命令が出たらあわてず係りの指示に従う
避難命令がでましたら係員の指示に絶対したがい、まず老人子供、病人などを先にあわてずに落ちついて行動して下さい。
そして次の点をよく守りお互いケガを出さないように注意して下さい。
(1)火の始末と戸締りを完全にする。
(2)女の人はスラックスかモンペなど活動しやすいものを着用する。また頭きんか座ブトンをかぶる。
(3)1人だけで行動せず、家族や近所の人がかたまって避難する。子供は名札をつけ水にさわられないようにヒモで体をつなぎ合わせる。
(4)警察官や水防団員の指示に従い、早く安全な場所へ行き着くようにする。
(5)現金、預金通帳、印鑑など大切なものは、しっかりとはだ身につけ、途中で出し入れしない。
市の水道の新設や増設、変更をはじめ取りこわしなどの給水装置の工事は、ことしから市が指定した業者(工事人)に一切の工事をまかせてやっていただいております。
まだ市民の1部には、いままでとおり市が給水工事をやっていると思い工事の申込みがありますが前に述べましたとおり給水工事については市では受付してお・閧ワせん。かならず市の水道指定工事人へ直接に申し込んで下さい。
−イラストあり−
(イラスト説明)・・・4コマ漫画